
新型コロナワクチン 本当の「真実」 (講談社現代新書)
宮坂昌之
講談社 / 2021-08-18
累計読者数10
平均ハイライト数 52.3件/人
推定読了時間 約4時間29分
star総合評価 75/100
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この本について
ワクチンの話題って、もう落ち着いたようでいて、いざ自分の接種や家族の判断になると「本当のところどうなんだっけ…」と手が止まることが多いですよね。免疫がどれくらい続くのか、変異株には効くのか、副反応はどの程度なのか。ネットの断片的な情報だけだと、結局どこに立てばいいのか分からなくなる感じ、よく分かります。 この本は、そのモヤモヤを専門用語の羅列で押し切るのではなく、「人の体の中で何が起きているのか」を順番に説明してくれるところが助かりました。たとえば、mRNAワクチンがリンパ節まで届いて免疫が立ち上がる流れや、T細胞やNK細胞がどう効いてくるのかがイメージできると、「効果が高いらしい」で終わらず、納得の度合いが変わってきます。また、どの治療薬がどんな働きをしているのか、追加接種の間隔がなぜ議論になるのかなど、ニュースで流れてくる話の“裏側の理屈”が拾えるのもありがたいところでした。 全体を通して思ったのは、ワクチンを礼賛するでもなく、不安を煽るでもなく、「現時点で分かっている範囲はここまで」という姿勢が一貫していることです。だからこそ、判断に迷ったときの“地面”として使える。本書が刺さるのは、「感情論ではなく、体の仕組みレベルで理解したい人」だと思います。 ワクチンについての迷いがまだ残っている人ほど、読んだ後の視界がちょっとだけクリアになる一冊でした。
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出版社による紹介
免疫学の第一人者として絶大な信頼を得ている著者が、最新の科学的エビデンスをもとに新型コロナワクチンの有効性と安全性を徹底分析。これ1冊読めば、ワクチンに対する疑問と不安がすべて解消する新型コロナワクチン本の決定版! 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の切り札と期待されている、新型コロナワクチン。現在、日本で接種が進んでいるファイザー製ワクチンとモデルナ製ワクチンは、発症予防効果約95%という驚異的な効果を持つ一方で、ウイルス遺伝子の一部を使う世界初の本格的なmRNAワクチンであること、開発期間が極めて短期間なこと、従来のワクチンに比べて、副反応の発生頻度が高いこと、などが相まって、接種に不安を持つ人も多い。 新型ワクチンは本当に効果があるのか? 本当に安全といえるのか? 将来予期せぬ問題が発生することはないのか? 英国型変異株(アルファ株)や」インド型変異株に対しても有効なのか? など、誰もが知りたい情報を、日本を代表する免疫学者である著者が、最新の科学的エビデンスをもとに平易に解説する。 本書の内容 序文 プロローグ 新型コロナウイルスはただの風邪ではない 第1章 ワクチンは本当に効くのか? 第2章 ワクチンは本当に安全か? 第3章 ワクチンはなぜ効くのか? 第4章 ワクチン接種で将来不利益を被ることはないのか? 第5章 平穏な日常はいつ戻ってくるのか? 第6章 新型コロナウイルスの情報リテラシー 第7章 「嫌ワクチン本」を検証する 第8章 新型コロナウイルス感染症の新たな治療法、そして未来
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