
ケアの倫理とエンパワメント
小川公代
青弓社 / 20240418
累計読者数10
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推定読了時間 約4時間25分
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出版社による紹介
病院内の小さなスタジオから放送するホスピタルラジオ。ボランティアが制作を担当し、患者がベッドサイドで耳を傾け、医療従事者やリスナー同士のコミュニケーションも促進する「ケアする声」の実践を、発祥地イギリスと日本国内の事例で詳細に紹介する。
目次expand_more
序 章 ケアするラジオ
1 閉鎖空間としての病院
2 ホスピタルラジオとの出合い
3 話題になった『病院ラジオ』――サンドウィッチマンと病棟の人たち
4 ケアの倫理
5 ケアのコミュニケーション
6 ホスピタルラジオ研究の射程
7 ケアメディアとしてのラジオと声のコンテンツ
8 本書の構成
第1章 「声のコンテンツ」を介したコミュニケーション
1 寄り添う音声――孤独の緩和、充実した一人の時間
2 想像される他者の世界
3 音でデザインする生活――社会とつながる音声のコミュニケーション
4 パーソナリティーとリスナーのパラソーシャルな関係
5 「承認」のコミュニケーション
6 ラジオとコミュニティ
7 リクエストとメッセージ
8 「声」の共生に向けて
第2章 イギリスでのホスピタルラジオの歴史――放送空間を自作する快楽
1 イギリスのラジオ放送の誕生
2 第二次世界大戦後のホスピタルラジオ
3 ケーブルラジオとホスピタルラジオ
4 ホスピタルラジオ・サウザンプトンの歴史
5 ヨーロッパの自由ラジオ
6 新たな聴取システム――Patient LineとHospedia
7 ケアされるのは誰か
第3章 イギリスのホスピタルラジオの現在
1 ホスピタルラジオの運営
2 ホスピタルラジオの効能
3 病院と地域をつなげるラジオ――ウィンチェスター・ラジオの挑戦
4 イギリスホスピタルラジオのこれから
第4章 病院ラジオを立ち上げる――藤田医科大学「フジタイム」を例に
1 院内ラジオ「フジタイム」の誕生
2 「フジタイム」の三年間
3 病院にとっての効果
4 患者とのコミュニケーション
5 日本の院内ラジオの可能性と課題
第5章 孤立を防ぐ小さなラジオ――二つの実践から
1 高齢者施設での実験ラジオ
2 「語る」というケアのかたち――生きづらさを伝えるコミュニティラジオ
3 ケアするコミュニティFM構想
第6章 声のコンテンツとケア
1 〈対話〉という根源的ケアの重要性
2 応答という「救済」――ナースコールとしてのホスピタルラジオ
3 リクエスト――見えない他者との連帯
4 メッセージ――未来に向けたセルフ・ナラティブの構築
5 新たな自己物語を構築するための〈対話〉
6 ケアしあうナラティブ
7 ケアされるボランティア
8 第三者による社会的処方――非職業・非家族としてのケア
終 章 再び、これからのラジオ
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