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はじめてのデータベース設計: 論理設計 正規化編

はじめてのデータベース設計: 論理設計 正規化編

松田達也

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この本について

データベースを触っていると、「正規化って言われても結局どこまでやればいいんだろう…」とか「関数従属って概念のまま止まってしまう…」みたいなモヤモヤ、けっこうありませんか。自分も業務データの設計で何度もつまずいて、そのたびに場当たり的に直しては後から後悔する、ということを繰り返していました。 この本がよかったのは、抽象的な“理論の名前”じゃなくて、何が起きているからテーブルが壊れやすくなるのか、そこを地道にほどいてくれるところです。たとえば第2正規形や第3正規形も「条件を覚える」のではなく、「なぜ部分関数従属や推移的関数従属が残っていると更新時に異状が起こるのか」という実務の痛みに紐づけて説明してくれる。さらに、候補キーやスーパーキーの違いも、単語の暗記ではなく“何を一意に特定すべきか”という視点から整理されていて、テーブルを分ける判断がだいぶしやすくなりました。 実際、この本で学んだあとに既存テーブルを見返すと、「ここは一見まとまっているけど、データを更新すると破綻するな」とか「このコードは主キーになれるけど、極少じゃないから候補キーとは言いにくいな」といった気づきが増えました。設計書を前に“なんとなくの直感”で判断していた部分が、少しずつ根拠を持った判断に変わっていく感覚があります。 データを丁寧に扱いたいけれど、正規化の理屈がどうも霧のまま…という人に特に刺さる一冊だと思います。

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