
原説・『愛の発展段階説』―若き日の愛の哲学―
大川隆法
幸福の科学出版 / 202110
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star総合評価 39/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でも人間関係でも、相手を思いやっているつもりなのに、気づけば自分ばかり削れていく。許したいのに許せない自分に落ち込んだり、やさしさのつもりで言った一言が相手を傷つけてしまったり。そういう時って、どう心の重心を整えればいいのか分からなくなるんですよね。 この本の抜粋を見ていて感じたのは、「愛をきれいごととしてではなく、実際の“心の動き”として扱っているところに刺さっている人が多いのでは」ということです。自己犠牲は愛ではないという手厳しい指摘もあれば、傷のある人が人を傷つけてしまうという、現実の人間関係に根ざした視点もある。許すことの難しさも“徳力”と呼んでいて、ここには「できない自分を否定しないでいい」という含みがあって救われます。 読んでいて印象的なのは、天から梯子は降りてくるけれど、一歩ずつ登るのは自分、というバランス感です。依存でも放置でもなく、現実的な距離で“愛を人生の目標にする”とはどういう感覚なのかが、言葉の端々から少しずつ立ち上がってきます。すぐ生き方が変わるような本ではないけれど、心の曇りがとれた日の光のように、ふと視界を広げてくれる一冊でした。 人を大事にしたいのにうまくできない、と密かに悩んでいる人には特に刺さると思います。
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