
孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか (文春e-book)
柳沢 高志
累計読者数6
平均ハイライト数 21.3件/人
推定読了時間 約5時間46分
star総合評価 63/100
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この本について
仕事でも人生でも、「ちゃんと動かしたいのに、周りが全然動かない」とか、「正しいと思う判断ほど孤独になるな…」みたいな瞬間ってありますよね。私はそういう時、自分のやり方が間違っているのか、ただ環境が重たいだけなのか、よく分からなくなるタイプです。 この本を読んで刺さったのは、菅義偉という人が“正しさ”よりも“やり切る”を選び続けた過程が、政治ドラマというより、現場で孤軍奮闘している誰かの背中に見えたところです。例えば、会議中に「どの省庁をどう動かすか」を書き込み、会議が終わる頃には役所が同時に動き出してしまうあのスピード感。あるいは、各所が「無理だ」と口を揃えたワクチン一日100万回を、制度の隙間まで洗って組み合わせ、実現の道筋を強引にこじ開けていく過程。そこには、華やかさとは無縁だけど、現場を信じて前に進めるための“泥臭い判断”がありました。 読んでいると、「成果を出す人は、派手なプレゼンよりも、小さな段取りを積み上げて、嫌われても最後の一押しをする人なんだよな」と視点が少しだけ変わります。政治の本というより、組織で孤立しながら仕事を動かしてきた人の思考に触れる感覚に近いです。 派手さはないけれど、自分の足で前に進むしかない人。そんな人には、静かに効いてくる一冊でした。
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出版社による紹介
菅義偉はなぜ総理の座を追われたのか。岸田、安倍、麻生との確執、河野、小泉との関係など、著者しか知らない極秘エピソードで綴る。
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