
ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる
ジム・コリンズ, モートン・ハンセン, and 牧野 洋
日経BP / 2012-09-20
累計読者数11
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推定読了時間 約6時間41分
star総合評価 61/100
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この本について
仕事でも個人の挑戦でも、頑張っているつもりなのに成果が安定しないときがあります。やり方が悪いのか、そもそも環境が不安定すぎるのか、自分では判断できなくなるあの感じ。焦って一発逆転を狙ったり、逆に情報に振り回されて身動きが取れなくなったり、僕もよくそこで迷います。 そんなときにこの本を読むと「状況がどうであれ、人間の側にできることはまだある」という視点に引き戻されます。特に、まず小さく試してから資源を集中させる「銃撃と大砲」、成果に一喜一憂せず淡々と続ける「二十マイル行進」、そして悪い方法で出た偶然の成功に酔わない姿勢。このあたりが、自分の行動を具体的に見直すきっかけになるんですよね。環境のせいにする前に「レシピから外れていないか」と問われているような感覚もあります。 また、リーダー像の描き方が現実的で、派手さよりも規律や観察、慎重な判断を積み重ねるところに重心があります。最悪シナリオを何度も想定しながら、それでも目標へのこだわりを捨てない人たちの姿は、急成長より“生き残りながら前に進む”ことを大事にしたい人にしっくりくるはずです。 派手な成功談ではなく、不確実な世界でどう意思決定するかに悩んでいる人にこそ刺さる一冊です。
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出版社による紹介
ピーター・ドラッカーの後継者とされるジム・コリンズ。コロラドの山中に研究ラボを設け、これまでに長い年月をかけて「偉大な企業」「偉大な指導者」の条件を追究してきた。 今回は初めて外部環境を変数に入れ、不確実でカオスのような時代に他を圧倒して成長している偉大な企業7社を導き出した。 10X型企業がそれだ。10X型企業とは同業よりも最低10倍以上のパフォーマンスを上げているスーパー・エクセレント・カンパニーのことだ。 その10X型企業の特徴を同業の有力企業と比較する「一対比較法」で鮮明に描き出した。 10X型企業は次の通り。カッコ内は比較対象企業。 ●アムジェン(ジェネンテック) ●バイオメット(キルシュナー) ●インテル(アドバンスト・マイクロ・デバイス=AMD) ●マイクロソフト(アップル) ●フログレッシブ保険(セーフコ保険) ●サウスウエスト航空(パシフィック・サウスウエスト航空=PSA) ●ストライカー(米国外科コーポレーション=USSC) 調査期間が創業時から2002年までであったため、ジョブズ復帰後急回復したアップルは、マイクロソフトの比較対象企業となっているが、第4章「銃撃に続いて大砲発射」で「アップルの復活」を補足している。 加えて、全米屈指のロッククライマーであるコリンズらしく、南極征服を争ったアムンゼンとスコットの物語やエベレスト登頂なども題材に、厳しい環境にも負けない10X型リーダーの姿を生き生きと描いている。
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