
サニーサイドアップの手とり足とりPR 大手PR会社で実際に使われている実践マニュアル
吉田 誠, 亀山 一樹, and サニーサイドアップ社内マニュアル編集チーム
インプレス (発売) / 202105
この本について
PRや企画に関わっていると、「なんとなく考えて、なんとなく出してしまった施策」があとで自分の首をしめることがあると思っています。市場をどう分けて、誰に向けて、どんな文脈で届けるのか。頭では分かっていても、実際のプロセスになると曖昧になりやすいところです。僕もそこがずっと弱点でした。 この本は、いわゆるフレームワークの説明にとどまらず、「それを現場でどう使うのか」の温度感で書かれているのがありがたかったです。たとえばセグメンテーションやSTPといった基礎も、抽象論ではなく、どんな属性をどう切り取ると施策が変わるのかが丁寧に示されていますし、P&Gのモップの話のように、生活者の不満に耳を澄ませた結果どう市場を動かせるのかが、実例つきで腹落ちします。また、順張りと逆張りの考え方や、社会性を企画にどう載せるかといった部分は、SNS時代のPRで迷子になったときの道しるべになります。 特に、思いつきではなく「組み合わせ」でアイデアを作る姿勢は、日常の観察レベルから企画に転換する筋道が見えてきて、実務にすぐ引き戻せる感じがありました。手元に置いておくと、企画の初動がだいぶラクになります。 企画の精度を上げたいけれど、何から整えればいいのかモヤモヤしている人にしっくりくる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
読書の順序
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