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NHK 100分 de 名著 カール・マルクス『資本論』 2021年 12月 [雑誌] (NHKテキスト)

NHK 100分 de 名著 カール・マルクス『資本論』 2021年 12月 [雑誌] (NHKテキスト)

NHK出版 日本放送協会

NHK出版 / 2021-11-25

累計読者数3
平均ハイライト数 37.7件/人
推定読了時間 約2時間58分
star総合評価 68/100
start序盤集中型
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この本について

仕事をしていて、ふと「自分は何を生み出しているんだろう」とか、「頑張っているのに、なぜか生活が軽くならない」と感じること、ありますよね。やる気の問題と言われればそれまでだけれど、もっと根っこのところで引っかかっている気がする。そんなモヤモヤに触れてくるのが、この『100分de名著 マルクス『資本論』』でした。 読んでいくと、自分でも説明しづらかった違和感に名前がついていく感覚があります。たとえば、働けば働くほど「自分の時間が細切れになる」理由が、生産工程の細分化や労働の管理技術の歴史とつながっていること。あるいは、本来「富」であるはずの労働力が、資本主義では商品に閉じ込められてしまうため、やりがいや自律性がどんどん削られていくこと。そして、資本が求めているのは人間の幸福ではなく「価値」の増殖だという視点に触れると、自分の責任に回されていたしんどさの正体が少し見えてきます。 この本のいいところは、マルクスを崇めるでも否定するでもなく、いまの生活に引き寄せて読めるところです。テック業界の華やかな言葉に疲れた人や、意味の見えにくい仕事に悩んでいる人には特に刺さると思います。社会の仕組みを知ると、自分を責めなくていい理由が増えるし、どこから立て直すかのヒントも見えてきます。 「自分の労働の意味がわからなくなっている人」に届けばうれしい一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

持続的で平等な社会を実現する「コミュニズム」とは?『資本論』を社会変革に向けた実践の書として捉え直す21世紀のマルクス論。
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