
流れを読む心理学史(補訂版) (有斐閣アルマ)
サトウタツヤ and 高砂美樹
累計読者数3
平均ハイライト数 17件/人
推定読了時間 約4時間56分
star総合評価 57/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 43%
この本について
仕事で心理学の概念に触れるたびに、「この理論って、どういう流れの中で出てきたんだっけ…?」とモヤモヤすることがあります。用語だけ知っていても、背景が抜けていると応用の仕方が掴みにくいし、結局ただの暗記で終わってしまう。僕自身ずっとそこに引っかかっていて、視点を整理したくて手に取ったのがこの本でした。 読んでみて効いたのは、心理学の歴史を単に並べているのではなく、「内部主義と外部主義」「現在主義と歴史主義」といった対立軸で流れを捉え直してくれるところです。例えば、フェスティンガーの認知的不協和やゲシュタルト心理学が、当時の思想や社会状況とどうつながっていたのかを知ると、理論が急に“生き物”になる感覚があります。また、量的研究と質的研究の揺れ、行動主義から発達心理への転換など、今も続く議論の根が見えるのも大きかったです。TATや刷り込み研究みたいな有名な話も、断片として覚えていたものが一本の線につながります。 専門知識を増やすためというより、「今の自分の思考がどこから来ているのか」を確かめたい人に刺さる本だと思います。僕もまだ迷いながら読んでいますが、理論の背景を知るだけで、日常の判断や他者との関わり方が少し落ち着いた視点で見られるようになりました。心理学を“使いたい”人ほど、こういう歴史の一冊が効いてくる気がします。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
心理学の成立から現代の心理学まで、心理学の大きな流れをコンパクトにまとめあげた入門テキスト。心理学史の方法論や日本の心理学史を含めた意欲的な一冊。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




