
心理学大図鑑 三省堂大図鑑シリーズ
キャサリン・コーリン and 小須田健
三省堂 / 201302
累計読者数4
平均ハイライト数 20.5件/人
star総合評価 66/100
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この本について
仕事のルーティンが崩れたときに妙な不安が出てきたり、他人の意見と自分の意見のズレにモヤっとしたり、感情をうまく扱えないまま1日が終わっていくことがよくあります。自分でも理由が説明できないのに、確かに“何かに振りまわされている感じ”だけはあるんですよね。 『心理学大図鑑』は、その正体を一気にスッキリさせるというより、「ああ、人ってこういう構造で動いてるのか」と冷静に距離を置くきっかけをくれる本でした。たとえば、感情を一部だけ抑えようとすると全体のボリュームまで下がってしまう話は、忙しい日ほど「平気なふり」をして逆に疲れる自分に妙に納得がいきました。あるいは、同調圧力が強まる場面や、私たちが“できごとそのものではなく、解釈に悩まされる”という指摘は、日々の人間関係で引っかかる場面の説明書のようにも感じます。 さらに、学習や変化が「受動ではなく能動でこそ意味をもつ」という考え方は、仕事で迷っているときの姿勢を見直すヒントになります。外部の刺激に反応するだけでなく、自分が何を選び、どう関わるかを曖昧にしないほうが心が軽くなる。そんな当たり前のようで難しいことを、心理学の多層的な視点からそっと示してくれます。 「人間の行動の裏側をもう少し落ち着いて理解したい人」に向いている一冊です。自分の感情や反応を責める前に、その仕組みを知るだけで、歩き方が少し変わる感覚がありました。
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多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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