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トーフビーツの難聴日記

トーフビーツの難聴日記

トーフビーツ

ぴあ / 2022-05-18

累計読者数4
平均ハイライト数 27件/人
推定読了時間 約4時間19分
star総合評価 67/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 42%

この本について

仕事でも創作でも、自分の「感覚」と世間の反応がズレているような気がして、なんとなく落ち着かない時があります。手は動いているのに形にならない日や、誰に頼まれたわけでもないのに勝手にプレッシャーを抱えてしまう日もあったりして。そんなモヤモヤをどう扱えばいいのか、正解らしい正解が見えないまま時間だけが進んでいく感じ、けっこうあると思うんです。 『トーフビーツの難聴日記』は、その揺れ幅をそのまま書いたような本で、励まそうとしてくるわけでもなく、かといって突き放すわけでもなく、「自分もこうやって考えてるよ」と横でつぶやかれる感覚があります。例えば、作っても作っても及第点に届かない日のことや、良いと思ったものが世の中と噛み合わない瞬間のくやしさ。逆に、ただデカい音の中にいるだけで妙に元気になれた10代の頃の記憶。そういう小さな出来事の積み重ねが、「ああ、自分も同じこと考えてたな」と静かに響いてきます。 特に効くのは、物事がうまくいかない理由を“自分の未熟さ”だけに回収しがちな人に対して、別の視点をそっと渡してくれるところです。作詞の修正で折り合いをつける話や、仕事と事務作業の境界が曖昧になっていく感覚、誰かに期待を仮託される立場の重さ。そのどれもが「こういうことってあるよね」と言われているようで、自分のペースで考え直す余白をくれます。 自分の好きと世間の流れの間でゆらぐことが多い人、自分の仕事の“手触り”を確かめながら進みたい人には、特に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

※電子書籍版には、表紙画像や中吊り画像に掲載されている一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または一部の画像が修正されている場合がありますので、内容をご確認の上、お楽しみください。 音楽プロデューサー/DJのトーフビーツ初の著書 『トーフビーツの難聴日記』 4年ぶりのニューアルバムと同日、5月18日発売! 本業の音楽家としての活動のみならず、雑誌やウェブ媒体等での執筆も高い評価を得ているトーフビーツ。2018年に患った突発性難聴をきっかけに書き始めた日記は、これまでに30万字を超えるボリュームに。コロナ禍での活動制限、生まれ育った神戸をついに離れ上京、さらには結婚など、図らずもこの間に公私ともに起こった、さまざまな出来事を綴った約3年半の記録になります。同時に、彼の日々の悩みや暮らし、そして仕事や人生の考え方など、ファンならずとも興味深い内容となっています。
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