
お客様を「集める」から「集まる」へ 口コミだけで繁盛店を作る究極の集客術
成田直人
日本能率協会マネジメントセンター / 2022-06-24
この本について
店舗の売上が落ち着かない時って、「集客って結局なにをすればいいんだろう…」と手が止まる瞬間がありますよね。広告を打っても反応が薄かったり、口コミをお願いしても全然増えなかったり。自分の店が悪いわけじゃないはずなのに、何を改善したらいいのか見えないまま時間だけが過ぎていく感じ、けっこうつらいと思います。 この本が面白いのは、「口コミを増やす」の話ではなく、「お客様が自然と書きたくなる状態をどうつくるか」に徹底的に踏み込んでいるところです。たとえば、入り口の呼び鈴ひとつで“来店に気づかれなかったストレス”をゼロにできるとか、名指しで書かれる口コミがスタッフのモチベにもつながるとか、読んでいて「あ、こういう地味なところが積み上がるんだ」と腑に落ちる場面が多いんです。また、目新しい企画を仕込むことでお客さんが自然と写真を撮り、言葉にしてくれる流れもイメージしやすい。口コミは資産、と言われてもピンとこなかった人ほど、何を積み上げればいいかが具体的に見えてきます。 そして意外と忘れがちなのが、スタッフ側の環境づくり。店長の承認や尊重の姿勢が、そのまま接客の質に反映されていくという指摘は、実務の現場を知っている人ほど刺さるはずです。価格でオンラインに勝てないからこそ、“人”に価値を感じてもらうための工夫が欠かせない、という視点もリアルでした。 自分の店を「選ばれる理由」がぼやけてきた人に、落ち着いて読み返したい一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
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