
戦略は「価値」こそがすべて DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文
フェリックス・オーバーフォルツァー・ジー、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
この本について
仕事で「もっと価値を出せと言われるけど、そもそも何を変えればいいのか分からない」というモヤモヤ、けっこう多いですよね。売上を伸ばすとか、差別化するとか、言葉は聞き慣れているのに、実際の現場では判断軸がぶれてしまう。僕も、数字に追われていると顧客の顔がどこか遠くなる瞬間があります。 この本が面白いのは、そんな迷子状態を「価値」という一本の軸で整理してくれるところです。特に、顧客が“どこまでなら気持ちよく払うのか”というWTPの考え方は、施策を決めるときの基準がガラッと変わります。売上を追うのではなく、顧客が“歓迎されている”と感じるポイントを探す視点に切り替わるんですね。また、競合に追いつくための改善ではなく、自社ならではの違いをどう広げるかに集中する、というバリュードライバーの扱い方も、日々の判断に直結します。 もうひとつ刺さったのは、従業員やサプライヤーをコストではなく価値源として見直す話です。ベストバイの事例のように、既存の資産を価値として再構築する考え方は、自分の仕事にも応用しやすいと感じました。 自分の戦略判断が「なんだか薄い」と感じている人や、顧客視点と言われると急に手が止まる人には、特にしっくりくる本だと思います。悩みながらでも、どこに力を入れるべきかを落ち着いて選べるようになる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
読書の順序
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