
病気にならない食う寝る養生 予約の取れない漢方家が教える
櫻井大典
学研プラス / 2022-07-19
この本について
最近、自分の体調の波が読めなくなることが増えてきました。お腹が空いているような気がするのに食べると重い、夜はだるいのに布団に入ると眠れない、朝のすっきり感も微妙。こういう「なんとなく不調」が続くと、何を改善すればいいのか分からなくなるんですよね。食事を変えればいいと分かっていても、足すべきか引くべきかも判断がつかないまま日々が過ぎていく感じです。 この本を読んで印象的だったのは、難しい理論より「日常の細かいサイン」を丁寧に見ていく姿勢でした。例えば、理想的な空腹は“頭の中に具体的なメニューが浮かぶかどうか”で分かるとか、毎食後に手足をしっかり動かすと胃腸が助かるとか、舌の状態を見るだけでヨーグルトが体に合っているか判断できるとか。どれもすぐに試せるものばかりで、読んだその日から自分の体と対話しやすくなる感覚がありました。冷たいものを減らす、夜はできるだけ早く寝る、といった当たり前のことも「なぜそれが大事なのか」が腹落ちする説明で、意外と続けやすいです。 特に刺さったのは、「調子が悪いと感じたら、ここ1~2週間の食事を思い返す」という言葉。体調はその日の気分ではなく、積み重ねでつくられているんだなと実感しました。余計なものを足さず、まず“やめる”ことから始めてもいい、という優しい視点も救われます。 生活の土台を整えたいけれど、何から手をつければいいか分からない人に向いている一冊です。今の自分の体の声を、少しだけ聞き取りやすくなると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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