
ぼんやりとした不安の近代日本
浜崎洋介
累計読者数5
平均ハイライト数 26.2件/人
star総合評価 60/100
start序盤集中型
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この本について
最近、なんとなく「自分の軸がどこにあるのか分からない」とか、「いま感じている不安がどこから来ているのか掴めない」と話す人が多いなと感じています。仕事や人間関係の問題に見えて、もう少し奥に“歴史的な理由”が潜んでいるのかもしれない、と思うことが僕自身増えてきました。 『ぼんやりとした不安の近代日本』は、そのモヤモヤに輪郭を与えてくれる本です。たとえば、明治期に「天」への感覚が薄れ、空気に流されやすくなっていった過程を読むと、現代の“空気支配”や同調圧力の根っこが不意に立ち上がってきます。また、戦後に過去とのつながりを断ち切ったことで生まれた「自己喪失」という視点は、なぜ自分の判断に自信が持てない瞬間があるのかを静かに説明してくれます。さらに、日露戦争後の“目標喪失”という状況を知ると、現代の日本で共有の目的が見えにくい理由にも少し納得がいくはずです。 歴史の専門書というより、「いまの自分の感じ方がどこから来たのか」を知りたい人に向いている本です。特に、根拠のない不安に振り回されやすい人、空気に合わせすぎてしまう自覚がある人には、そっと効く内容だと思います。
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出版社による紹介
米欧との〝文明の戦い〟に挑む「空気」は、こう作られた。
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