
WELL BEING(ウェルビーイング): 〜個人、家庭、会社、社会、そして人生 術がつながるヒントは3つの脳のメカニズムにあった〜
亀ヶ谷 正信
理工図書 / 2025-10-27
この本について
仕事でも家庭でも、人と関わっていると「なんでこんなに消耗するんだろう」と思う瞬間がありますよね。頭では整理できているつもりなのに、いざ動こうとすると身体がついてこなかったり、誰かの言葉に反応して思わず感情だけが暴走してしまったり。自分の現在地を把握している“つもり”なのに、どこかズレている感じに覚えがある人は多いと思います。 この本は、そのズレの正体を「意識」「感情」「思考」という三つのメカニズムに分けて見せてくれます。たとえば、人は興味のない刺激を無意識に削除していて、見えていないものは本当に見えていないこと。あるいは、正しい・間違っていると判断している時点で思考が暴走し始めていて、好き・嫌いが出てきたら感情の領域に入っていること。こうした“自分の内部”の動きを理解できるだけで、他人との衝突が少しやわらいだり、モチベーションが湧かない理由が見えたりします。学ぶほど世界がシンプルに整理されていく感覚に近いです。 特に、無意識の情動のスピードが思考より速いという指摘は、自分の反応に振り回されがちな人にはかなり効くと思います。自分の気持ちを紙に書き出したり、幼少期にワクワクした記憶を辿ったりするワークも、過度にスピリチュアルに寄らず現実的に使える内容でした。誰かに決められた正解ではなく、自分にとってのWell-beingを探すプロセスが丁寧に描かれています。 自分の反応に振り回されやすい人、論理だけでは前に進めない理由が気になる人に刺さる一冊だと思います。
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ハイライト密度
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