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日記力 『日記』を書く生活のすすめ (講談社+α新書)

日記力 『日記』を書く生活のすすめ (講談社+α新書)

阿久悠

講談社 / 2003-06-21

累計読者数22
平均ハイライト数 25件/人
推定読了時間 約2時間30分
star総合評価 67/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 32%

この本について

最近、情報に流されてばかりで、自分の感じ方がどこにあるのかよく分からなくなることがあります。気づけば「みんなが言ってるから」「今これが流行ってるから」で動いてしまって、あとから自分の芯がどこにあったのか探す羽目になる。僕もよく迷うのですが、そんなときに助けられたのが阿久悠さんの『日記力』でした。 この本は、いわゆる“きれいな日記を書こう”とか“人生を変えよう”といった話ではありません。むしろ逆で、日々の生活の中で、自分のアンテナに引っかかったことだけを一ページに五つ書くだけ。それだけなのに、気づけば「昨日と違う今日」を見つける目が育っていく。ブームや賞味期限に振り回されない価値観を、自分の手でつくっていける感覚が少しずつ積み重なります。誰かの正解を追いかけるのではなく、自分が何に反応している人間なのかが、じわっと見えてくるんです。 もう一つ、この本で印象的だったのは“落とす”作業の話です。七つ候補があっても書けるのは五つだけ。何を残し、何を切り捨てるかを自分で決める。その行為が、自分の視点の輪郭をはっきりさせてくれる。情報そのものではなく、それをどう受け取るかに価値があるという言葉が、妙に腹に落ちました。 自分だけの感覚を取り戻したい人、流される日々に少し疲れてきた人には静かに刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネット……。情報が氾濫する時代、逃してはいけない大切なことをメモにとる。日記を書くとみずみずしい感性を失わない。自分なりに、情報を自由に書く、新しい日記の書き方! ●日記を書き続けることで、変化してきたのはどんなことかというと、敏感になったことでしょう。それまでなら「まあ、たいしたことないや」と思っていたことが、「気にしたほうがいい」と感じるようになったこと。反対に、気にしていたことが「今日はこういうことがありました」でいいだろう、という考え方をするようになったのもあります。 僕が成熟することでの変化であったり、他の変化であったりします。それを隠そうとしても、毎日書き続けることで、それを見れば出てくる。だからといって、それが正解とはいえない。 日々の変化というのは、日記を書き続けることで、若返る、みずみずしい感性を保ち続けることであり、日記を読み返すことで、感性の衰えを感じることでもあります。 <日記力『日記』を書く生活のすすめ> ●インターネットでは拾えない情報 ●訃報記事は過去の復活 ●今日でなければ無意味なもの ●日記憲法5ヵ条 ●時代を俯瞰する目 ●アンテナの磨き方 ●昨日と今日の微妙な変化 ●日記の若返り効果 ●120日坊主から始めよう ●遺言と自分史
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