
日本史の深層 (扶桑社BOOKS)
矢作 直樹
扶桑社 / 2018-11-30
累計読者数3
平均ハイライト数 2.3件/人
推定読了時間 約3時間22分
star総合評価 30/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 18%
この本について
最近、学校で習った日本史ってどこまで信用していいんだろう…と、ふと立ち止まることがあります。年齢を重ねるほど、授業で教わった枠組みだけでは説明しきれない感覚が増えていくというか、「あれ、なんか抜けてる気がするぞ」というモヤモヤが出てくるんですよね。とはいえ、陰謀論みたいな方向に行きたいわけでもなく、ただもう少し別の角度から見てみたいだけで。 この本は、その「別の角度」を丁寧に見せてくれます。例えば、私たちが学んできた歴史が戦勝国側の価値観で形づくられているという視点は、耳は痛いけれど、一度立ち止まって考えると腑に落ちます。また、日本人がつい「相手も自分と同じように考えるはず」と思い込みがちな点についても、日常のコミュニケーションにまでつながる話として受け取れました。そして学校では拾いきれなかった歴史の断片に触れることで、なにか一枚ベールが取れるような感覚があります。過度に煽るわけではなく、静かに「自分の頭で考える余白」を渡してくれる本です。 こんな人に刺さると思います。学校で習った歴史の“外側”を知りたいけれど、極端な議論には寄りたくない人。読後は、世界を見るときの立ち位置がほんの少し変わるはずです。私も同じように迷ってきた身ですが、この本はその迷いを無理に解消するのではなく、よりしなやかに持ち直すヒントをくれました。
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出版社による紹介
東大病院救急医療の現場で15年間、生と死を見てきた医師が伝える“命の連続”としての歴史 「なぜ命への向き合い方が戦前と戦後生まれで違うのか? 日本人が“戦勝国側の歴史”を押し付けられ“自分たちが何者か”見失ったからです」 本書では「歴史の真実」を知りたいと願う方々のために、歴史の授業や一般的な歴史の本では取り上げられない「歴史のウラ側」を紹介いたします。歴史をウラ側から眺めることによって、同じ歴史的事実でも立場が異なると見え方がまったく違ってくるということを体験していただけると思います。その体験の積み重ねによって、みなさまが今後「客観的な歴史」を学ぶ際のヒントになることを期待します。 (「はじめに」より)
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