
あの戦争と日本人
半藤一利
文藝春秋 / 2013-07-10
累計読者数9
平均ハイライト数 32.1件/人
推定読了時間 約4時間23分
star総合評価 71/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 34%
この本について
歴史の本を読んでいて、「学校で習った話と違うぞ」とか、「なんで自分はこういう“物の見方”をそのまま信じてきたんだろう」とモヤッとすることがありませんか。僕も同じで、特に戦争の話になると、自分がどれだけ“都合のいい物語”をそのまま受け取っていたのかに気づく瞬間があります。 『あの戦争と日本人』は、そのモヤモヤに静かに手を伸ばしてくれる本でした。日露戦争が「実は幸運の積み重ねで、続けていたら持たなかった」という話や、軍部が都合の悪い事実を徹底して隠した構造など、当たり前だと思っていた歴史の裏側が、ごく常識的な視点で語り直されます。強烈な主張で押してこないのに、読み終えると自分の頭の中で勝手に“風通しがよくなる”感じがあるんですよね。 特に大きかったのは、「歴史は探偵のように読む」という姿勢です。書かれていることをそのまま信じず、違和感があればいったん立ち止まる。その態度が、戦争だけの話ではなく、ふだんの仕事や人間関係の判断にもそのまま効いてくるのを実感しました。熱狂や空気に流されずにいるために、大げさではなく“手元に置いておきたい知恵”が詰まっています。 歴史を学びたい人というより、「流れてくる情報をそのまま信じるのが怖い」と感じる人に刺さる本だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
歴史とは、前の事実を踏まえて後の事実が生まれてくる一筋の流れである——明治維新、日露戦争、統帥権、戦艦大和、特攻隊。悲劇への道程に見える一つ一つの事実は、いつ芽吹き、誰の思いで動き出したのか。ベストセラー『昭和史』『幕末史』と並ぶ、わかりやすく語り下ろした戦争史決定版! 日本人の心に今もひそむ「熱狂」への深い危惧が胸に迫る。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要









