
昭和史 戦後篇 1945-1989 (平凡社ライブラリー 672)
半藤一利
平凡社 / 2009-06
累計読者数14
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推定読了時間 約12時間14分
star総合評価 57/100
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この本について
仕事でも社会のニュースでも、「結局この国はどう動いているのか」が分からず、モヤモヤしたまま流されてしまうことがあります。組織の論理ばかりが前に出たり、責任の所在が曖昧になったり、自分の立ち位置まで揺れてしまう感じです。 半藤一利『昭和史 戦後篇』は、そのモヤモヤをすぐ晴らしてくれる本ではありませんが、視界を少し広げてくれます。官僚の後手後手の構造や、国全体がどんな気分で動いていたのか、そして「小さな箱から出る勇気」に象徴される人々の選択と迷いが、具体的な場面とともに描かれます。読み進めるほど、「この国の変化にはこういう積み重ねがあったのか」と、自分の足元の見え方が変わってきます。 歴史の大きな潮の流れと、そこで迷う一人ひとりの人間臭さが同時に見えてくるので、単なる知識の補充というより、自分の仕事や判断にも静かに響いてきます。組織の論理に押しつぶされそうになる時、あるいは日本の“いま”にしっくりこない感覚がある人にはとくに刺さる一冊だと思います。
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