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傷つきやすいアメリカの大学生たち:大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体

傷つきやすいアメリカの大学生たち:大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体

ジョナサン・ハイト, グレッグ・ルキアノフ, and 西川 由紀子

累計読者数6
平均ハイライト数 23.2件/人
star総合評価 54/100
start序盤集中型
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この本について

最近、「相手の言葉の意図が読めない」「ちょっとした会話でも気まずさを感じる」みたいな、人間関係のモヤモヤを抱えている人が多い気がします。自分も仕事で意見がぶつかるたびに、相手の態度を悪意として受け取ってしまい、勝手に疲れ果てることがよくあります。 この本の抜粋を読んでいて刺さったのは、まさにその“悪意の先読み”の癖が、アメリカの大学だけでなく、私たちの日常にもじわじわ広がっているという指摘でした。たとえば、相手の言葉を必要以上に攻撃的に解釈してしまうことや、善悪の二択で世界を分けてしまう思考は、こちらの心も、関係性そのものも削っていく。著者が示す事例を読むと、自分でも思い当たる瞬間がいくつもあって、ちょっと背筋が伸びました。 もう一つ印象に残ったのは、相手を疑うより「一歩引いて状況を見直す」だけで、現実の見え方がまるで違ってくるという話です。抜粋にあった病院での出来事はまさにそれで、相手の態度が気になるときほど、まず自分の解釈を疑ったほうがいいのかもしれません。 全体として、この本は「誰が悪いか」を探す話ではなく、誤解が誤解を呼びやすい時代にどう踏みとどまるかを考えさせてくれます。SNSで心がすり減りがちな人や、最近、人間関係の温度が読みづらいと感じている人には特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

暴力を伴う講演妨害、教授を糾弾し罵倒...... キャンセルカルチャーやポリコレ問題の背景を知るための必読書。 全米ベストセラー、待望の邦訳! 〈内容より〉 「不快」を理由とする講演妨害が横行 言葉尻を捉えて教員を糾弾、辞職へ追い込む 大学教員の政治的多様性が低下。左に偏向 未熟で脆弱、不安・うつが多い「Z世代」 親はすべてを危険と捉え過保護に育ててきた 大学が極端な市場重視に。学生はお客様扱い 立場の異なる論者の講演に対し、破壊と暴力をともなう激しい妨害を行う学生たち。 教員の発言の言葉尻を捉えて糾弾し、辞任を求める激しいデモを展開。 さらには教授や学部長、学長までを軟禁し、暴言を浴びせる――。 アメリカの大学で吹き荒れるこれら異常事態の嵐は、Z世代の入学とともに始まった。 彼らはなぜ、そのような暴挙を振るうのか? 言論の自由・学問の自由を揺るがす現象の実態と背景、 さらには対策までを示して高く評価された全米ベストセラーがついに邦訳。 キャンセルカルチャー、ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)問題を知るための必読書。
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