
あなたの「しんどい」をほぐす本
Poche、もくもくちゃん
KADOKAWA / 2022-12-26
この本について
最近、理由ははっきりしないのにイライラが続いたり、誰かのちょっとした言動に反応してしまったり、「何もしていないのに疲れた…」と感じることが増えていませんか。頭では落ち着きたいと思っているのに、心だけ置いていかれるようなあの感覚。自分が変になったのかな、と不安になることもありますよね。僕もそういう時期が長くて、どう扱えばいいのか分からずずっと自分を責めていました。 この本は、そんな“自分でもうまく説明できないしんどさ”に対して、無理に前向きになれと言わず、まず「今の自分をそのまま扱う方法」を教えてくれます。怒りやイライラを否定しないで受け止めること、疲れは気力の問題ではなく心のサインであること、人と比べて落ち込むのは性格ではなく脳のクセだということ。どれも知識というより、日常の中で「こうすると少しラクになるよ」と寄り添う感じで書かれているので、読んでいて責められている感じがしません。左手を握るだけで怒りが鎮まりやすい、甘いものを一口でセロトニンが整う、慣れた動作をゆっくりするだけで心のスピードが落ち着く…そんな小さな工夫がたくさん載っていて、実際に試すと確かに変化がありました。 特に刺さったのは、「悩んでいる時点で、もう頑張っている」という視点です。できていない自分に目がいきがちな時こそ、加点方式で自分を見ること。これは僕自身、かなり救われました。 誰にも言えないしんどさを抱えているけれど、根性論にはもう疲れてしまった人。そんな人に静かに届く本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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