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対人関係療法でなおす 気分変調性障害 自分の「うつ」は性格の問題だと思っている人へ

対人関係療法でなおす 気分変調性障害 自分の「うつ」は性格の問題だと思っている人へ

水島広子

PHP研究所 / 2011-05-22

累計読者数5
平均ハイライト数 10.6件/人
推定読了時間 約2時間34分
star総合評価 58/100
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この本について

何となく「いつも気分が重いけど、働けているし、そこまで深刻じゃない」と自分に言い聞かせながら、でも実際には毎日を回すだけで精一杯、みたいな感覚ってありませんか。周りから見れば普通にやれているように見えるのに、内側ではずっと疲れている。しかもそのしんどさを「性格の問題」として処理してしまいがちなところが、また苦しさを深めてしまうんですよね。 この本は、その“ずっと続くしんどさ”に名前を与えてくれます。特に印象的だったのは、まず「何が症状なのかを認識することが最重要」という視点でした。自分を責める癖や、必要以上に責任を背負い込む感覚、怒りさえ自分をいじめる方向に向かってしまう癖…。それらは気質でも性格でもなく、病気の一部として説明できることが多い。ここを知るだけで、かなり呼吸がしやすくなります。また、感情は感じた以上は正しいと捉え直し、怒りは爆発させるのではなく“大切に扱う”という姿勢を教えてくれるのも、この本のありがたいところでした。 さらに「ちゃんと働けている=問題が軽い」わけではないという話も刺さりました。むしろ、その状態を保つためにどれだけ自分に負荷をかけているか。そこに目を向けると、自分の限界をようやく現実的に把握できるようになります。対人関係での行き違いについても、自分を責め続けるのではなく、「私」を主語にして伝える練習を通して、役割を健康な方向へ戻していくプロセスが丁寧に書かれています。 刺さるのは、「ずっと生きづらいままやってきたのに、その理由がわからないまま大人になってしまった人」。決めつけや励ましではなく、静かに視界をひらいてくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「ムカムカを手放したい」「ついキレてしまう」「つまらないことでイライラしたくない」「怒りっぽい自分をなんとかしたい」あなたへ。 「怒り」はなぜ起きるのか。どうすれば、イライラを手放せるのか。感情に振り回されない人になるには、どうすればいいのか。対人関係療法の第一人者が、「怒り」のメカニズムとその対処法を初公開します。 「怒り」の原因は3種類ある、怒っている人は単に「困っている人」、うるさいアドバイスは「相手の悲鳴」、ケンカするのは「役割期待」がずれただけ……。 わかりにくい感情のカラクリをすっきり明快に解説し、今すぐ心が晴れるヒント満載です。 「イラストもかわいくて、バツグンにわかりやすいです!」「具体的な方法がとても役に立ちました」「何度も読んで、バイブルにしています」……喜びの声続々。アンガーマネジメント本の決定版! 【PHP研究所】
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