ヨムナビ
悩まずにはいられない人 (PHP新書)

悩まずにはいられない人 (PHP新書)

加藤 諦三

PHP研究所 / 2015-03

累計読者数4
平均ハイライト数 18件/人
推定読了時間 約4時間14分
star総合評価 60/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 51%

この本について

最近、「もう動く気力がないのに、頭の中だけはずっとざわついている」という声をよく聞きます。自分でも「嘆いてばかりだな」と分かっているのに、じゃあ現実に向き合えるかと言われると、それはそれでしんどい。改善策を示されると逆に腹が立つ、というあの感覚です。僕も仕事でつまずいた時、まず嘆くほうに流れてしまうのでよく分かります。 『悩まずにはいられない人』は、そんな“嘆きモード”の裏側を淡々と説明してくれる本でした。たとえば、嘆くのがやめられないのは怠けではなく「それが心理的にいちばん楽だから」という指摘。努力する気力がないのに、周囲からは立派な大人として扱われたいという矛盾した欲求。あるいは、目の前の悩みよりも、過去の処理されていない怒りが再生されているだけかもしれない、という視点。どれも自分の中にうすうす感じていたけれど、言語化できなかった部分でした。 この本が効くのは、「どうすれば前向きになれるか」ではなく「いま自分が何を求めていて、なぜ同じところでつまずくのか」を静かに整理したい時です。大げさに人生を変えてくれるタイプではないけれど、嘆きのクセがどう積み重なり、どう悪循環になるのかが分かるだけでも、翌日の気持ちの使い方が少し変わります。自分の助けの欲求を認められる人は、そこから先が明るくなるという話にも、妙に納得がありました。 向いているのは、「つらいとは言うけれど、自分でも何に怒っているのか分からない」と感じている人です。嘆きの正体に名前がつくだけで、意外と身動きが取りやすくなります。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

加藤 諦三の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「テレフォン人生相談室」(ニッポン放送系列)などで半世紀にわたって悩む人と接してきた著者が、悩みの本質は「すべて同じ」と確信し、書きおろした渾身の書。 「あの人は、悩むのが好きなのかもしれない」そう言われるほど、いつも何かに悩んでいる人がいる。本人はとても深刻なようだがなぜいつもそんなに悩みがあるのか。 多くの人はじつは解決したいと思っておらず、悩みに依存している。なかには解決方法を具体的に伝えると怒り出す人すらいる。「あなたにはこの傷ついた気持ちがわからない」「そんな簡単には済めば、最初から悩んでいない」などと言うが、本当は「怒りの感情を表す場」である悩みを奪われては困るから。現実的な解決のためではなく、愚痴を言うことそのものが目的の人がいるのはこのためだ。本書では、悩むことの本質を紐解き、どうしたら本当の平穏を得られるか、心理学を駆使して解説する。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要