
岐路に立つ君へ(小学館文庫)
福田和也
小学館 / 2002-11-01
累計読者数5
平均ハイライト数 13.6件/人
推定読了時間 約2時間
star総合評価 57/100
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check_circle推定完走率 49%
この本について
仕事でも生活でも、「自分の都合より世間の流れが強すぎるな…」と感じることが増えていて、気づけば周りの評価ばかり気にしてしまう。嫉妬されたり、逆に自分が嫉妬していたり、そういう感情のやり場に困ることもある。ちゃんとやりたい気持ちはあるのに、どこから立て直せばいいのか分からないまま時間だけ進む。そんなときに思い出したのが、この『岐路に立つ君へ』でした。 この本が効くのは、周囲に振り回されず「自分のフォーム」をつくるという視点をくれるところです。生活と仕事を切り分けず、全部を一度に扱う姿勢こそがプロの基礎なんだと書かれていて、無理を避け続けていた自分にはわりと刺さりました。また、世間が認めるのは“かたち”と“持続”だけだという話も、期待しすぎて落ち込む癖のある人には現実的な着地を与えてくれます。さらに、嫉妬や羨望が人間関係にどう影響するかを淡々と説明していて、自分が無意識に抱えていた感情にも気づかされます。 誰にでも優しく寄り添うタイプの本ではありませんが、だからこそ「一度ちゃんと自分を鍛え直したい」と思っている人には向いていると思います。甘やかさず、かといって見放しもしない、ちょうどいい距離感の言葉が多いので、迷っているときに読むと少し軸が戻ってきます。こんな人に刺さると思います──自分の弱さも強さもまとめて引き受けて、そろそろ前に進みたいと思っている人。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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出版社による紹介
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 年長の友人を死の床に見舞った時、僕は厄介なことを頼まれた。彼の息子N君の面倒を見てくれ、「男の生き方」を教えてやってくれ、と頼まれたのである│こうして始まったN君への折々の手紙。「死者の視線とともに生きることぐらい大事なことはない」「就職をするのは簡単だ、でも仕事を見つけるのは難しい」「君が内定を得られなかったのは君自身の『存在』『価値』とはまったく関係ない…」 就職、転職、独立、結婚など人生の岐路で悩む若者への真摯な言葉は、読む人に力と励ましを与えずにおかない。「人生」をほんのちょっとだけ真剣に考えてみよう。
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