
偽情報戦争 あなたの頭の中で起こる戦い
小泉 悠, 桒原 響子, and 小宮山 功一朗
ウェッジ / 2023-01-20
累計読者数3
平均ハイライト数 7.7件/人
star総合評価 39/100
start序盤集中型
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この本について
SNSを見ていると、何が本当で何が作られた怒りなのか、ふと自信がなくなることがあります。自分の判断だと思っていたものが、実はどこかで仕掛けられたものかもしれない。そう考えると少しぞっとするし、かといって疑いすぎても日常が回らない。この揺れ、けっこう多くの人が抱えていると思います。 『偽情報戦争』は、そのモヤモヤを言い当てつつ、「何をどう見抜けばいいのか」を地に足の着いた形で教えてくれる本でした。印象的なのは、偽情報がただの嘘ではなく、受け手の心理やバイアスを計算してつくられているという点です。繰り返し見せられた情報を信じてしまう理由や、「多数の声が言っているように見える」仕掛けがどう成立しているかが、具体的な手口とともに語られています。読んでいると、日常で無意識に触れている情報の裏側が少しずつ透けて見えてくるような感覚がありました。 もうひとつ響いたのは、日本の脆さが意外とそのまま放置されているという指摘です。政府内で偽情報対策が分断されていたり、日本語が壁になって検証が外部任せになったり、ソフトパワーに頼りすぎてしまう場面があったり。国レベルの話ではあるけれど、結局は私たち一人ひとりの判断にも跳ね返ってくる問題だと感じました。 情報の海の中で「自分の頭で考える」って具体的にどういうことなんだろう、と迷う人に刺さる一冊です。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの57%が集中しています。
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出版社による紹介
ロシア・ウクライナ戦争の行方を左右する「情報」をめぐる戦い!
目次
外交と偽情報
中国の情報戦
ロシアの情報作戦
ポスト「2016」の世界
情報操作とそのインフラ
民主主義の危機をもたらすサイバー空間
日本の情報安全保障はどうあるべきか
巻末鼎談
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