
新卒・中途対象 M&A業界を目指す人向けガイドブック M&A総合研究所に人気が殺到している理由 (PARADE BOOKS)
佐上峻作 and 矢吹明大
この本について
仕事で「自分のやっていることが結局どこにつながっているのか分からない」とか、「もっと本質的なところに関わりたいけれど、何から学べばいいのか曖昧なまま」というモヤモヤを抱えている人って多いと思います。特にM&A業界に興味はあっても、実際の現場で何が起きていて、どんな人が活躍できるのかまでは見えづらいですよね。僕自身もそこが霧の中でした。 この本は、その霧を少しずつ晴らしてくれるタイプの一冊でした。読んでいて印象的なのは、M&Aが数字や手続きだけの話ではなく、企業の「心情」や「未来の形」を一緒に探していく仕事だと丁寧に描かれているところです。初回訪問でどんな資料を持ち、どんな会話をし、どうやって課題を一緒に探っていくのか。抽象的なイメージではなく、具体的なやり取りとして書かれているので、働く場面が頭に浮かびます。また、効率化やDXが進んでいるからこそ新人が損をしない環境だとか、ワークライフバランスの現実的な話まで踏み込んでいて、華やかさだけではない“等身大の業界像”に触れられるのもありがたかったです。 個人的には、M&Aアドバイザーを「企業同士の幸福な結婚へ導く仲人」と捉えている点も励まされました。人の感情を無視しないこと、相手の立場に立つこと、そのうえで最適な相手を探していくこと。これは営業をしている人や、キャリアの軸を探している人にも刺さる視点だと思います。 特に、専門知識に自信がないけれど「企業の未来づくりに関わりたい」と感じている人には、かなり実感を持って読めるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの45%が集中しています。
読書の順序
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