
7つの感情 知るだけでラクになる
玉井 仁
モラロジー道徳教育財団出版部 / 2023-02-20
この本について
最近、感情に振り回されてるな…と思うこと、けっこうありませんか。怒りが止まらなかったり、悲しみを感じるのが怖くて避けてしまったり、罪悪感だけがいつまでも残ったり。頭では「こんなことで悩みたくない」と思っているのに、気持ちのほうが勝手に動いてしまう感じです。僕もずっとここでつまずいてきました。 この本を読んで印象的だったのは、感情を「なくす」のではなく、「どういう働きをしているのか」を丁寧に説明してくれるところでした。たとえば怒りは、ただ爆発する厄介者ではなく、自分の大事なものが踏みにじられたときに現れる境界線の役割を持っている、と知るだけで、怒っている自分を少し冷静に扱えるようになります。あるいは、フタをしてきた悲しみが今の行動パターンに影響することも、言われてみれば思い当たる人は多いはずです。感情が伝えているメッセージを受け取り損ねると、昔の体験に引っ張られて、今の自分の選択肢がうまく使えなくなる…という説明は個人的にすごく腑に落ちました。 感情を味方にする、と言うときれいごとに聞こえますが、この本はもっと現実的で、日々の生活のなかで「あ、今の怒りはこういうサインかも」「これは昔の悲しみの名残だな」と気づけるようになる手前の視点をくれます。過度に前向きさを求められる感じもありません。 自分の反応の理由を知りたい人、感情の扱いにずっと苦手意識がある人には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




