
働いたら負けだべや! 1億総ボンビー時代をサバイブする「お金と幸せのコスパ」
トレトレ店長
KADOKAWA / 2023-08-03
この本について
仕事がしんどいときって、「これって自分が悪いのかな」とか「もっと頑張らないとダメなのかな」と、つい自分側に原因を寄せてしまいがちですよね。実際は、会社の仕組みや上に立つ人の判断がズレているせいで苦しくなっているだけ、という場面も多いのに、そこに気づく余裕すら奪われてしまう。あのモヤモヤは、放っておくと本当に消耗します。 この本は、そんなときに一度立ち止まるきっかけをくれる感じがありました。従業員の負担が増える背景には「経営の計算ができていないだけ」という指摘や、サービス残業をさせるのは「能力が低いかケチっているだけ」という冷静な視点。正直きつい言葉もあるんですが、働く側が無意識に背負い込んでいた責任をそっと外してくれるような箇所が多いんです。読んでいるうちに、「これは自分のせいじゃないな」と思える部分が増えて、ちょっと呼吸がしやすくなる。 もう一つ刺さったのは、副業を“逃げ道”として捉えていいという話です。無理に会社と心中する必要はなくて、自分が動ける選択肢を持っておくのは、精神的な安全装置にもなる。ブラックな環境で感覚が麻痺してくると、こういう当たり前の視点すら抜け落ちがちなので、あえて言葉にしてくれるのがありがたいんですよね。 会社に振り回されて疲れ切っている人や、「自分は本当にダメなのかも」と思い始めてしまっている人にとくに合うと思います。自分の立場を変えてくれるというより、まず視点の位置を戻してくれる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。
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