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コンテクスト・マネジメント~個を活かし、経営の質を高める~

コンテクスト・マネジメント~個を活かし、経営の質を高める~

野田 智義

光文社 / 20230921

累計読者数12
平均ハイライト数 31.8件/人
star総合評価 71/100
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この本について

組織で働いていると、「なんでこんなに話が噛み合わないんだろう」とか、「結局、誰がどこに向かってるんだっけ」といった小さな違和感が積み重なることがあります。個人で考えるとシンプルなのに、人数が増えた途端に物事がややこしくなるあの感じです。自分の努力とは別のところで、組織そのもののクセに振り回されているような感覚を覚える人もいると思います。 『コンテクスト・マネジメント』は、その「組織という厄介な生き物」をどう扱うかに正面から向き合った本です。人が集まれば自然にうまくいくわけではなく、むしろ放っておくと学ばない組織ができあがってしまう。では何を整えれば、1人では動かせない石を動かせるのか。本書では、その鍵を「コンテクスト」という視点で捉え直します。理念や組織構造の話のようでいて、実際は日々の意思決定の前提がどうつくられていくか、というかなり地に足のついた話です。 読んでみて個人的に刺さったのは、「普遍解ではなく固有解」という姿勢です。正解を探すのではなく、自分たちの環境にどう再適合するかを問い続ける。そのために、CREATE/ELIMINATE/RAISE/REDUCE のような思考の枠組みを紙一枚から動かしていく。その地道さが、遠回りに見えて実は一番効くのだと感じました。 「大きな組織の中で、自分の仕事がどこにつながっているのか見えづらい」と感じている人に特にしっくりくると思います。組織と個の折り合いに悩む人には、いろんな場面で手がかりになる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

組織とは、1人ではできないことを成し遂げるための装置であり、経営とは、人を通じてよりよいことを持続的になすことだ。では、人と組織の力を最大限に発揮するために、経営者リーダーが果たすべき役割とは何だろうか。ハーバードビジネススクールの経営政策プロセス学派は、その答えを、企業コンテクストのマネジメントに見出す。コンテクスト・マネジメントを切り口に、過去50年の欧米組織戦略論の知見を統合する渾身の一冊。
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