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invert 城塚翡翠倒叙集 (講談社文庫)

invert 城塚翡翠倒叙集 (講談社文庫)

相沢沙呼

講談社 / 2023-11-15

累計読者数5
平均ハイライト数 7.8件/人
推定読了時間 約6時間41分
star総合評価 47/100
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この本について

仕事でも日常でも、複雑な問題に向き合うと「みんな、なんとなくの雰囲気で話を進めてない?」みたいなモヤモヤが出てくることがあります。筋道を立てたいのに、空気で片づけられる感じ。自分だけが細かいところを気にしすぎているのかな、と不安になる時もあります。 『invert 城塚翡翠倒叙集』の抜粋を見ていると、多くの読者が刺さっているのはまさにその「論理が軽く扱われてしまう世界への違和感」です。推理という名がついているのに、求められるのは意外性ばかり。説明よりも雰囲気。勘で「わかった気になる」ことへの皮肉や、論理が丁寧に扱われる世界への憧れに、つい共感してしまいます。 この本がおもしろいのは、倒叙という形式のおかげで、犯人が最初から明かされているにもかかわらず、“それでも論理が光る瞬間”がちゃんと用意されているところです。驚きに頼らず、どう組み立てるかで読ませる。さらに、登場人物たちが語る「現実の捜査の面倒くささ」や「証拠の扱い」の描写が、論理というものの輪郭を逆に際立たせてくれます。読む側の思考が、いい意味で整えられる感じがあります。 驚きより筋道に魅力を感じる人、空気に流されがちな日常の中で「ちゃんと考えるって、やっぱり気持ちいい」と思い出したい人には特に刺さる一冊だと思います。

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読書インサイト

ハイライト密度

開始終了

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

★★★★★ ★第20回本格ミステリ大賞受賞 ★このミステリーがすごい! 1位 ★本格ミステリ・ベスト10 1位 ★SRの会ミステリーベスト10 1位 ★2019年ベストブック さらに2020年本屋大賞ノミネート、第41回吉川英治文学新人賞候補 あまりの衝撃的結末に続編執筆不可能と言われた、5冠獲得ミステリ『medium 霊媒探偵城塚翡翠』待望の続編! すべてが、反転。 あなたは探偵の推理を推理することができますか? 綿密な犯罪計画により実行された殺人事件。アリバイは鉄壁、計画は完璧、事件は事故として処理される……はずだった。 だが、犯人たちのもとに、死者の声を聴く美女、城塚翡翠が現れる。大丈夫。霊能力なんかで自分が捕まるはずなんてない。ところが……。 ITエンジニア、小学校教師、そして人を殺すことを厭わない犯罪界のナポレオン。すべてを見通す翡翠の目から、彼らは逃れることができるのか? ミステリランキング五冠を獲得した『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、待望の続編は犯人たちの視点で描かれる、傑作倒叙ミステリ中編集! invert in・vert 【他】…を逆さにする,ひっくり返す,…を裏返しにする; 〈位置・順序・関係を〉反対にする;〈性質・効果などを〉逆転させる; inverted detective story: 倒叙推理小説

目次

雲上の晴れ間 泡沫の審判 信用ならない目撃者
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