
あやうく、未来に不幸にされるとこだった
堀内 進之介、吉岡 直樹
東洋経済新報社 / 2024-01-31
累計読者数3
平均ハイライト数 13.3件/人
推定読了時間 約2時間20分
star総合評価 43/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 24%
この本について
最近、「起きてもいない未来のことで胃が痛い…」みたいな日が増えていませんか。仕事のミスや人間関係がきっかけで、まだ起きていない最悪の展開を勝手に並べてしまうやつです。頭では「考えすぎだ」とわかってるのに、止め方がわからないまま夜だけが更けていく。自分もよくそこで迷子になります。 この本が面白いのは、不安そのものを力づくで消そうとしないところです。むしろ「あいまいな不安は、対象がはっきりした“恐怖”に置き換えれば扱える」という逆転の発想をくれます。例えば「面接が不安」なら「自己紹介がうまくできるか」まで細かく分解する。すると練習や準備という“いまの行動”に落とせるので、思考の暴走を止めやすくなるんですよね。また、他人の評価や好意のように自分ではコントロールできない部分を手放す感覚も書かれていて、変に気を張り続ける癖がちょっとゆるみます。 読みながら思ったのは、「未来を先取りして苦しくなるクセ」を静かに脱力させてくれる一冊だということです。今の自分が何にしんどさを感じているのか、そしてどの部分だけなら動けるのか。そこに戻るための、小さな手当ての方法がたくさん載っていました。 未来の心配で頭がいっぱいになりがちな人、自分の“コントロール外”のことで疲れてしまう人には、特に刺さると思います。
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