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捨てる幸せ―――シンプルに、ラクに生きる「禅の教え」

捨てる幸せ―――シンプルに、ラクに生きる「禅の教え」

藤原東演

あさ出版

累計読者数8
平均ハイライト数 5.9件/人
推定読了時間 約2時間16分
star総合評価 51/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 57%

この本について

仕事で疲れているときほど、まだ来てもいない未来を勝手に悪い方向へ想像したり、過去の選択を何度も巻き戻しては「もしあのとき…」と繰り返したりしませんか。頭では意味がないとわかっていても、心が勝手にざわつく感じです。僕もよくその渦に巻き込まれて、何もしないのに疲れる日があります。 この本が面白いのは、「未来を心配する癖」と「過去を引きずる癖」を、それぞれ“とり越し苦労”“持ち越し苦労”として切り分けて見せてくれるところです。つまり、自分の心がどんなルートで不安を作っているのかが、少し具体的に見えるようになる。そこから、まずは自分を責めるのをやめて、今の心の状態をそのまま認めてみる、というシンプルな動きに戻してくれるんです。紅葉の例えも印象的で、いい面も悪い面もどちらも抱えたまま自然に散っていく姿を、人のあり方になぞらえています。無理に作らない自分でいることの重さと軽さが、少し腑に落ちる感じがありました。 また、「期待しない」という言葉も、突き放した態度ではなく、心を荒立てないための距離の取り方として語られています。周囲の反応や結果に振り回されず、今のまま“満たされてもいないし、不足でもない”という状態を感じられるようになると、日常の景色がちょっと変わる。そんな視点の転換が、この本には静かに置かれています。 過去や未来に引っ張られやすい人、つい自分を責めすぎてしまう人には、とくにしっくりくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

モノ、人間関係、悩み、怒り…。 余計なものを手放すことで見えてくる幸せがある―持たない、こだわらない、力を抜く。 人の心には、 ・「いつも足りない」という“渇する”気持ち ・「損か得」「勝ち負け」「善悪」といった“二つのどちらかに偏る”考え方 ・こだわって“心を固くする”頑なさ ・自分の思いを“手放さない執着”する心 という四つが必ずあるもの。 これを少しでも軽くするのが、「捨てる」こと。 その工夫を本書では詳しく書いています。 あなたも、心も身体もラクに自由になれる本来のチカラを取り戻しましょう。 ■目次 1章 「欲」はほどほどに、身軽に生きる 2章 いらない人間関係もある 3章 心を自由にするために 4章 余計な悩みは抱えない 5章 「幸せ」をどうとらえるか ■著者 藤原東演(ふじわら・とうえん)
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