
異国の味 (集英社ノンフィクション)
稲田俊輔
集英社 / 2024-01-26
累計読者数3
平均ハイライト数 3.7件/人
推定読了時間 約2時間19分
star総合評価 39/100
boltライト読書型
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この本について
料理の話になると、「本場ってどこまで本場なんだろう」とか「日本のアレンジって悪いことなのかな」とか、地味に答えが出ないままモヤモヤを抱え続けていました。旅行先で食べた味と日本の店の味が違っても、それをどう受け止めればいいのか分からないまま。でも、この本を読んでみると、自分の中でずっと曖昧にしていた前提が、静かに整っていく感じがありました。 たとえば、日本では外国料理が移民の店ではなく、最初から“日本人向け”として広がってきたという視点。ここを押さえるだけで、「本場らしさ」をめぐる悩みが少し軽くなります。また、日本人が世界の料理をこんなに積極的に受け入れている珍しさとか、アメリカ料理の“足したら足しっぱなし”の魅力みたいに、ただのうんちくではなく「そう言われると確かに」と腑に落ちる説明が続いていきます。フランス料理が日本で広がりづらい理由を“炭水化物問題”として語るあたりも、思わず自分の経験とつながってしまいました。 こういう積み重ねによって、異国の味をどう受け取り、どう楽しめばいいのかが少しやわらかくなる本です。食のこだわりが強い人よりも、「自分の好みってこれでいいのかな」とふと立ち止まってしまう人にこそ刺さると思います。
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出版社による紹介
日本ほど、外国料理をありがたがる国はない! なぜ「現地風の店」が出店すると、これほど日本人は喜ぶのか。 博覧強記の料理人・イナダシュンスケが、中華・フレンチ・イタリアンにタイ・インド料理ほか「異国の味」の魅力に迫るエッセイ。 【目次】 まえがき 日本人と外国料理 chapter1 中華料理 chapter2 ドイツ料理 chapter3 フランス料理 chapter4 タイ料理 chapter5 ロシア料理 chapter6 イタリア料理 chapter7 スペイン料理 chapter8 アメリカ料理 chapter9 インド料理 chapter10 extra edition 東京エスニック あとがき いつかの誰かの未知の味
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