
Invention and Innovation 歴史に学ぶ「未来」のつくり方
バ-ツラフ・シュミル and 栗木さつき
河出書房新社 / 2024-03-15
累計読者数7
平均ハイライト数 11.9件/人
推定読了時間 約4時間12分
star総合評価 58/100
trending_up後半加速型
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この本について
最近、「技術はどんどん加速している」とか「次のブレイクスルーが近い」といった言葉を聞くたびに、何を信じていいのかよく分からなくなることがあります。期待した技術が思ったほど進まなかったり、逆に昔の失敗に今さら気づいて落ち込んだり。僕自身も仕事で新しい技術を追いかけるほど、判断の軸がぶれる瞬間が出てきます。 この本は、そういうモヤモヤを少し落ち着かせてくれました。たとえば、核融合のように「いつも30年後」と言われ続ける技術の現実的な距離感が分かると、過度な期待で消耗しなくて済みます。あるいは、有鉛ガソリンのように「最初は歓迎されたのに害になった」歴史を知ると、目の前の技術を冷静に疑うクセがつきます。さらに、イノベーションのピークが産業によってとっくに過ぎているという分析は、いま起きている変化を誇張しがちな情報から距離を取る助けになりました。 新しい技術を追いたいけれど、一喜一憂して疲れてしまう人に刺さる本だと思います。未来の解像度を上げるというより、判断するときの足場を一段固めてくれる一冊でした。
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出版社による紹介
ビル・ゲイツ絶賛の世界的権威が語る、テクノロジーの歴史と未来。報道や広告ではわからない事実(ファクト)を明らかに。過去の「イノベーションの失敗」から教訓を得る、世界水準の教養! 世界的権威が語る テクノロジーの歴史と未来 過去の「失敗」から得られる教訓とは? いま、本当に必要なビジョンとは?―― AI バイオ 超高速輸送 クリーンエネルギー etc. 報道や宣伝ではわからない事実(ファクト)を明らかに! ・「発明(インベンション)」イコール「イノベーション」ではない ・イーロン・マスクの不都合な真実 ・原子力は「成功した失敗」だった ・脱炭素化を急いではいけない ・「指数関数的成長」は誤解されている ・現代文明をつくった空前絶後の10年間 …… ●ビル・ゲイツ大絶賛!「2023年冬・おすすめの3冊」に選出 「私がもっているシュミルの本はみんな、読んでいるあいだに書きとめたメモでいっぱいだ。『Invention and Innovation』も例外ではない」(Gates Notes) ●原題 Invention and Innovation: A Brief History of Hype and Failure(2023年刊)
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