
新版 「空腹」こそ最強のクスリ
青木 厚
累計読者数10
平均ハイライト数 30件/人
star総合評価 70/100
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この本について
最近、食後に妙にだるかったり、なんとなく胃が重いのに食欲だけは落ちない…みたいな日が続くと、自分の体が何に疲れているのかよく分からなくなるんですよね。僕も「歳のせいかな」と思って流していた時期があるんですが、結局ただ単に“食べ続けているだけ”で、内臓が休む時間をほとんど作れていなかっただけでした。 この本が教えてくれたのは、「空腹って実は体の仕組みに沿った休息なんだ」という視点でした。胃が疲れているときは無理に食べないほうがいいこと、最後に食べてから10時間ほどで脂肪の分解が始まること、16時間を越えると細胞の掃除ともいえる働きが動き出すこと…どれも理論だけでなく、日常の感覚とリンクしていて腑に落ちやすいんです。一方で、朝食を抜いたときの血糖値の急上昇や胆石リスクなど、断食のデメリットにも触れてくれるので、自分の生活にどう落とすかを現実的に考えられます。 個人的に助かったのは、「空腹の時間中に軽い運動を加えると効果が高まる」という話で、実際に散歩を組み合わせると頭の重さがすっと抜ける瞬間がありました。食べないことを目的化するのではなく、内臓や細胞の働きを取り戻すための“余白”として扱う感じがちょうど良い距離感です。 食べすぎに心当たりがあるけれど、極端な食事制限には抵抗がある人。そんな人に特に刺さる一冊だと思います。
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