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「悪い私」はいない 内的家族システムモデル(IFS)による全体性の回復

「悪い私」はいない 内的家族システムモデル(IFS)による全体性の回復

リチャード・C・シュワルツ, 後藤ゆうこ, 佐久間智子, and 後藤剛

日本能率協会マネジメントセンター / 2024-03-20

累計読者数4
平均ハイライト数 27.5件/人
推定読了時間 約5時間11分
star総合評価 68/100
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この本について

最近、相手のちょっとした言動に過剰に反応したり、自分でも理由が分からないまま落ち込んだりして、「なんでこんなふうになってしまうんだろう」と思うことがありました。頭では大人として振る舞えているつもりなのに、内側では説明のつかない緊張や不安が暴れてしまう感じです。こういうとき、努力や根性ではどうにもならないなとよく思います。 この本は、そうした“内側の小さな暴走”を、敵として扱うのではなく、言い分のあるパーツとして見ていく視点をくれました。例えば、恐れや怒りがただの厄介な反応ではなく、昔の自分を守ろうとしている存在だと捉え直すだけで、内側の空気がかなり変わります。また、相手の表面的な防衛しか見えなくなっているとき、自分がセルフでいられると、その奥にある怯えや痛みに少しだけ目が向くようになり、人との距離感も変わっていきます。そして何より、どれだけ混乱していてもセルフは消えない、ただ雲に隠れているだけだという比喩が、妙に腑に落ちました。 自分を責めがちな人、感情にすぐ巻き込まれてしまう人、そして「直したい」というより「もう少し仲良くやりたい」と思っている人に、とても静かに効く本だと思います。自分の内側に、思っていた以上にたくさんの声がいることに気づける一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

【内容紹介】 よくないとわかっていながら、ついやるべきでないことをしてしまう。 温和な家庭を望んでいるのに、ついパートナーに厳しくあたってしまう。 一見矛盾している現象の背景には、合理的なシステムがあります。 その構造を俯瞰し、一見マイナスに見える行動や反応をする「わたし」の役割を理解し、受け入れ、内面を調和させることで、 本来の力が発揮できるようになるアプローチが、「内的家族システム(IFS・インターナル・ファミリー・システム)」です。 IFSとは、40年近い歴史を持つ、臨床から生まれたアプローチです。 IFSは、家族療法士である米国のリチャード・シュワルツ氏が開発した、トラウマ治療を得意とする画期的な心理療法として臨床の現場で発展し、数十年にわたり心理学を変革してきました。 近年では、日本でも注目を集めつつあります。 この本では、なぜIFSがトラウマの回復、依存症治療、うつ病治療などの分野で非常に有効なのか、そしてこの新しい意識の理解がいかに私たちの人生を根本的に変える可能性があるのかを学ぶことができます。 そして、この新しい意識の理解が、私たちの生活を根本的に変える可能性を秘めていることを学ぶこともできるでしょう。 さまざまな内省手法を試したけれど、 根本的に自分を変えられないと感じる人に向けて、臨床心理の現場で発展してきたその手法を、 第一人者が説く書籍です。 【目次】 第1部 内的家族システム 第1章 私たちはみんな多重人格 第2章 パーツがブレンドする理由 第3章 これがすべてを変える 第4章 システムの詳細 第5章 私たちの内なるシステムを見える化する 第2部 セルフ・リーダーシップ 第6章 癒しと変容 第7章 行動する「セルフ」 第8章 ビジョンと目的 第3部 身体の中のセルフ、世界の中のセルフ 第9章 人生の教訓とトーメンター 第10章 内なる物理の法則 第11章 セルフを体現すること ~セルフとして身体の中にいること~
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