
酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話
松本 俊彦 and 横道 誠
累計読者数25
平均ハイライト数 34.4件/人
star総合評価 76/100
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この本について
最近、何かをやめたいのにやめられないとき、「自分が弱いだけなんじゃないか」と変に自分を責めてしまう瞬間がありませんか。あるいは、身近な人の飲酒や自傷を見ていても、「どう関わればいいのか全然わからない」と立ち尽くしてしまうこともあると思います。僕も似たモヤモヤを抱えたまま長く過ごしてきました。 この本は、そんな迷いを真正面からほぐしてくれます。特に刺さったのは、依存を「快感の追求」ではなく「苦痛からの一時避難」として描く視点で、これだけで行動の見え方が大きく変わります。また、断酒か減酒かといった二択ではなく、「少しでも安全に生き延びる」ための現実的な考え方が示されているのも救いでした。そして、孤立が依存を深めるという話は、自分の生活のどこに小さな檻があるのかを振り返るきっかけになります。 極端な解決策より、まずは等身大の自分を生かす道を探したい人に届く本だと思います。依存の話に限らず、「しんどい今」をどうやってやり過ごすかを、人間の弱さもごまかさずに語ってくれる一冊です。
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