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チームレジリエンス 困難と不確実性に強いチームのつくり方

チームレジリエンス 困難と不確実性に強いチームのつくり方

池田めぐみ and 安斎勇樹

日本能率協会マネジメントセンター / 2024-05-31

累計読者数11
平均ハイライト数 37.6件/人
推定読了時間 約3時間50分
star総合評価 73/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 37%

この本について

先の見えなさが続くと、仕事でもチームでも「何が正しいのか」すらわからなくなりますよね。外の環境が不安定なせいなのか、自分たちの内側に原因があるのか、その境界もあいまいになっていく感じ。僕自身、忙しさに追われているうちに、本当に向き合うべきところから目をそらしていた時期がありました。 この本が面白いのは、「困難」と「不確実性」を分けて捉え直すところから始まる点です。未来のわからなさに巻き込まれると、人は問題の根本ではなく、その場しのぎの感情処理に走ってしまう。結果、チームの関係性がさらに悪化する。この流れが、読者の方が保存していた抜粋にも一貫して描かれている部分で、僕も読んでいて耳が痛かったところでした。だからこそ、まず何を「課題」と呼ぶのかを丁寧に定義し直す、という一歩が効いてきます。 もうひとつ印象的だったのは、困難に直面した時ほど「ビジョン」を曖昧にしてはいけないという指摘です。早く対処したい気持ちをぐっとこらえて、どんな状態を目指すのかを改めて確認するだけで、チームの空気が変わるという感覚には覚えがある人も多いはず。さらに、マネジャーの業務を15%減らす具体的な方法まで書かれていて、ここは現場でそのまま試せます。 曖昧さや変化に飲み込まれて、何が問題なのかすら見えなくなっている人に、静かに効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

【内容紹介】 困難を乗り越えるたびに どこまでもチームは強くなる! 不確実性と困難がストレスを生み、逃避行動を起こす。 耐える、逃げる、責任転嫁する… 自分を守るためのこうした独りよがりのレジリエンスが チームや組織に負のスパイラルを招いていく。 「本当はチームで乗り越えたかった…」 環境が激変する時代だからこそ、チームの真価が求められる。 その真価を引き出す方法がチームレジリエンスだ。 本書は国内外の50本を超える研究論文を下敷きに、 ベストセラー『問いのデザイン』の著者と新進気鋭の研究者がタッグを組んで、 チームレジリエンスの概要と実践可能な高め方を3ステップで解説する。 ①困難に対処し、②そこから学び、③被害を最小化する シンプルなステップだからこそはまりやすい罠とそこに陥らない施策を紹介していく。 組織の危機を救い、困難を成長の機会に変える。 変化に強いしなやかなチームは 何物にも代えがたい価値がある。 【目次】 第1章 チームの困難と不確実性の科学 チームが乗り越えるべき「困難」とは何か 不確実性の時代が生み出すわからなさの悪循環 第2章 困難を乗り越えるチームレジリエンス チームレジリエンスとは何か? 3つのステップでチームレジリエンスを発揮する 第3章 レジリエントなチームは課題を定めて対処する チームで困難を乗り越えるのはなぜ難しいのか? 困難を解決可能な課題に具体化する プロジェクト化して課題解決に挑む ストレスに負けないチームをつくる 第4章 レジリエントなチームは困難から学ぶ 同じ轍を踏まないために「困難から学ぶ」 「チームレジリエンス型」の振り返り 今後に活きる教訓をつくる 第5章 レジリエントなチームは被害を最小化する 取り返しのつかない事態を事前に最小化する 困難を早期発見する 困難に備えて事前対策する
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