
病院が地域をデザインする
梶原崇弘
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2024-06-14
累計読者数3
平均ハイライト数 15件/人
推定読了時間 約2時間41分
star総合評価 50/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 22%
この本について
医療や介護の現場にいると、「病院の数は足りているはずなのに、なぜか地域の困りごとは減らない」という感覚を抱くことがあると思います。仕組みがバラバラで、つながるべき人たちがつながりきれていない……。自分もそのモヤモヤを言語化できずにいました。 この本は、その混乱の正体を「病院の数ではなく、サービスの機能と質の偏在」と切り込んでくれます。地元のインフラをどう生かし、クリニックや介護とどう自然に協力し合える状態をつくるのか。言葉だけの連携ではなく、検査予約や画像共有を無償で提供するなど、現実的な“つながり方”を示しているのがありがたいところでした。ケアマネが相談しづらい空気をどう崩すかや、病院が親しみのある場所になるための仕掛けなど、日常のシーンでイメージできる話が続きます。 読みながら、自分の地域で何が足りていて、どこに歪みがあるのかを考えざるを得ませんでした。行政でも医師会でもなく、病院こそが旗振り役になるべきではないかという視点も、現場を知る人なら腑に落ちると思います。 地域医療を「仕方なく支える」から「一緒に整えていく」に切り替えたい人に刺さる一冊です。
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出版社による紹介
形骸化しがちな地域活性化が見られる中、地域と病院の理想的な姿として、船橋市にある板倉病院は注目を集めています。本書では都市部の地方の病院の違いや問題提起、人口の減少に伴う病院の存在意義にも触れながら、「地域包括ケア」の具体的なポイントや、板倉病院のビジョンを伝えていくのが目的です。 発行:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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