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危険だからこそ知っておくべきカルトマーケティング

危険だからこそ知っておくべきカルトマーケティング

雨宮純

ぱる出版

累計読者数24
平均ハイライト数 18.8件/人
推定読了時間 約2時間40分
star総合評価 61/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 30%

この本について

身近な人が急に別の価値観に染まりはじめた時、どう関わればいいのか分からなくなることがあります。反論したくなるけれど、それが返って溝を深める気もして、結局黙ってしまう。SNSで不安を煽る発信を見るたびに、「なんでこんなに熱を持てるんだろう」と戸惑うこともあると思います。 この本が助けてくれたのは、そうした状況を「怖がるかどうか」ではなく、「何が起きていて、どこにリスクがあるのか」という観点で整理できた点でした。例えば、非人間化や敵の設定によって人が急速に過激化する構造や、承認や専門用語を通じて所属意識が強化されていく流れは、身近な例とつながりやすい話が多いです。また、相手が変わってしまった時に反論が逆効果になる理由や、まず自分が何を望んでいるのかを具体的に考える必要がある、という視点は実践的でした。 読んだからといって魔法のように状況が改善するわけではないですが、「どこから手をつければいいのか」を見失っている人には、手がかりになる一冊だと思います。特に、家族や友人の変化に戸惑っている人には刺さるはずです。 煽りでも恐怖でもなく、現実に起きている構造を淡々と知りたい時に、ちょうどいい距離感の本でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

近年なにかと話題になることが多い新興政党やカルト的団体。こういった組織の熱狂はどのようにして生み出されているのか。その手法のルーツを辿ると、有名企業のブランディングやマーケティングに活用されているようなテクニックがある。長年カルト集団やマルチ商法集団を研究してきた著者が、そのマーケティング手法やブランディング手法に警鐘を鳴らしつつ解説する。
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