
世界は私たちのために作られていない
ピート・ワームビー and 堀越 英美
累計読者数5
平均ハイライト数 5.6件/人
star総合評価 37/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 31%
この本について
人と関わる場面で「普通に振る舞えてるはずなのに、なんでこんなに疲れるんだろう」と感じること、けっこうあると思います。周りに合わせられる自分と、本当は苦しい自分。そのギャップをごまかし続けるほど、どこにしんどさの正体があるのか見えなくなっていきます。 この本が効くのは、その“見えにくさ”に光を当ててくれるところです。まず、著者自身が「取り繕えるけれど、それがひどく消耗する」という体感から語ってくれるので、自分の苦しさが大げさじゃなかったんだと少し呼吸が戻ります。それに、ASDがどれくらい社会に存在しているのかが実は誰にも正確にわかっていないという指摘は、世の中の“多数派/少数派”みたいな雑な分け方がどれだけ現実とずれているかを教えてくれます。さらに、外側から勝手に語られがちなASD像が、どれほど本人たちの実感とかけ離れているかも丁寧に示していて、「自分の感覚を疑わなくていい」という安心につながります。 自分のしんどさに名前をつけたいわけじゃないけれど、理由のない生きづらさを抱えてきた人には静かに刺さる一冊です。
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出版社による紹介
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