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進撃のドンキ 知られざる巨大企業の深淵なる経営

進撃のドンキ 知られざる巨大企業の深淵なる経営

酒井 大輔

日経BP / 2024-08-02

累計読者数9
平均ハイライト数 11.8件/人
推定読了時間 約5時間59分
star総合評価 48/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 16%

この本について

仕事で裁量を持てと言われても、権限は曖昧だし、失敗したら誰が責任を取るのか…そんなところでいつも立ち止まってしまう人、多いと思います。僕もまさにそのタイプで、現場に任せろと言われつつ、腹の底では「本当に任されてるのか?」と迷い続けてきました。 この本を読んでいて刺さったのは、ドンキの現場が「主権在現」と言い切れるほど腹落ちした仕組みで動いていることでした。店員がAIより自分の勘や経験を優先していい世界、失敗しても“はらわた力”としてむしろ評価される文化、アルバイトが海外展開の中心に立つような抜擢の流れ。それらが大げさな成功談ではなく、実際に積み重ねられた現場の試行錯誤として描かれていて、働き方の景色が一段変わる感じがしました。 もう一つ意外だったのは、ただ奇抜な店づくりをしているわけではなく、「日常のテーマパーク」という発想で、衰退業態と言われたGMSをもう一度活かそうとしている姿勢です。目の前の商売をゲームにしてしまうような柔らかさと、数字に向き合う泥臭さが共存していて、ああ、組織ってこういうバランスでも成長できるんだと救われる思いでした。 権限の預け方や、失敗の扱い方にモヤモヤしている人にはかなり刺さるはずです。僕自身、現場で小さく動く勇気を少しだけ取り戻せました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ただの「面白ディスカウントストア」ではない。異端児ドン・キホーテの「ド真面目」な経営に、日経ビジネス記者が迫る――。 成熟しきったかに見える小売業界で、 「この手があったか!」と思わせる。 そこに戦略の醍醐味がある。 ◆一橋ビジネススクール特任教授 楠木建氏 推薦! すべての謎を今、解き明かそう。 ◎現場が好き勝手やっているのに、しっかりと利益が上がるのはなぜか? ◎カリスマ創業者・安田隆夫氏が退いてから、成長がさらに加速したのはなぜか? ◎出店反対運動に放火、前社長の逮捕……数々の”事件”を乗り越えられたのはなぜか? ―― 権限委譲によって仕事はワーク(労働)ではなく、ゲーム(競争)になる! 気づけば売上高2兆円の巨大企業。今や「セブン、イオン、ドンキ」と称され、総合小売3強の一角をなす。怒涛の34期連続増収増益を支えるのは、小売業界の王道「チェーンストア理論」に反旗を翻す、逆張り戦略。「ポップ洪水」に「圧縮陳列」。アルバイト店員に商品の仕入れから値付け、陳列まで”丸投げ”して、ドキドキ・ワクワクにあふれた「売り場」ならぬ、「買い場」をつくる。目指すは、理念の力で永続する『ビジョナリー・カンパニー』だ。
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