
マーケティングZEN (日本経済新聞出版)
宍戸幹央 and 田中森士
日経BP / 2023-03-17
累計読者数4
平均ハイライト数 15件/人
推定読了時間 約3時間29分
star総合評価 46/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でマーケ施策を考えるたびに、「効果はあるけど、どこかモヤモヤする…」みたいな感覚ってありませんか。数字は動いているのに、自分が何を大事にしているのかは逆にぼやけていく感じ。僕もよくそこに迷い込んでしまうのですが、この本はその違和感を言語化してくれました。 印象的だったのは、「手放す」という考え方が具体的に描かれているところです。規模拡大ありきで走り続けるのではなく、自分の内側の声に立ち返ると、何をやめるべきかが見えてくる。実際、施策選びで迷ったときに「これはパーパスから外れてないか」と立ち止まる癖がつくと、妙な焦りが減りました。また、期待値を上げすぎず、淡々と没頭できる領域を探すという考え方も、日常の判断を少し楽にしてくれます。 マーケティングの話ではあるのに、数字やテクニックよりも「心の状態」を扱っているのが特徴で、仕事だけでなく生活面にもじわっと効いてくる本です。無駄な情報に引っ張られず、自分のペースを取り戻したい人にはしっくりくると思います。 特に、「効果はあるけど心が疲れる施策に違和感がある人」には刺さる一冊でした。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
本書は「マーケティングZEN」というマーケティングの新たな枠組みを提示するもの。 今日の複雑化、高度化したマーケティング手法は壁にぶつかっている。 世界の企業は「顧客体験向上」の名の下に顧客の行動履歴をデータ化し、囲い込みを図ろうとしているが、言い換えれば、これは顧客の関心や不安感をあおり続けるマーケティングであり、顧客本位とはいえない。 消費者にとっても企業にとっても精神的なストレスは高まるばかり。 一方で、ウェブ上の利用者履歴を追跡する「サード・パーティー・クッキー」が規制され、ターゲティング広告の見直しが始まっている。また、ユーザーインターフェース(UI)のデザインで顧客の行動を操る「ダークパターン」にも批判が集まる。 企業にはマーケティング戦略の再構築が求められている。 こうした環境下で力を発揮するのが、マーケティングや経営における「禅的アプローチ」だ。 「マーケティングZEN」とは、これまでのビジネスのあり方を見直し、無駄を削ぎ落とし、持続可能な環境・関係を意識した、見返りを求めない利他的なマーケティング手法。自社と他者との境界線を消していくことで、本来の顧客主義に戻り、企業活動に循環と持続性をもたらす。 すなわち、これはSDGsの実践とも重なる。 本書は、マーケティングZENの概要やいま求められている理由、事例について、マインドフルネスとマーケティングの専門家2人が解説する。
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