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VTuber学

VTuber学

岡本 健、山野 弘樹、吉川 慧

岩波書店 / 2024-08-28

累計読者数3
平均ハイライト数 10.7件/人
推定読了時間 約6時間11分
star総合評価 40/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 14%

この本について

VTuberまわりの話題って、好きで追っていても「この界隈ってどう見られてるんだろう」とか「外からの誤解が怖いな」とか、どこか落ち着かない瞬間があるんですよね。盛り上がりが大きくなるほど、スキャンダルや炎上で一気に空気が変わることもあって、自分でも距離感をつかみづらい。僕もずっと同じように戸惑っていました。 『VTuber学』は、その“わかりにくさ”を無理にまとめて正当化する本ではなくて、そもそもなぜ「わかりにくい」のか、どんな文化的な背景で今の姿になったのかを丁寧にたどってくれます。例えば、二次創作が連鎖して広がっていく流れや、聖地巡礼が地域とつながりを生む仕組みの説明を読むと、VTuberが単なるネットタレントではなく、長い文化の積み重ねの上に立っている存在だと腑に落ちてきます。また、ホロライブやにじさんじが矢面に立ちやすい理由など、界隈の不安定さも“ふんわりした感想”ではなく、構造として理解できるのがありがたかったです。 自分の好きなものをどう受け止め、どう応援していけばいいのか、少し立ち止まりたい人に向いています。僕と同じように、「好きなんだけど、この世界の複雑さに置いていかれそう」と感じたことのある人ほど刺さる本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

VTuberは,インターネットとコンテンツが連綿と紡いできた文化的,社会的,産業的な試行錯誤による蓄積の結節点にいる存在である.そこからは,情報社会が進展するにつれて現れてきた可能性や課題,多層的な問いを取り出すことができる.気鋭の執筆者陣が,様々な角度からVTuberについて考えるための視座を提供する.
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