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監視文化の誕生 社会に監視される時代から、ひとびとが進んで監視する時代へ

監視文化の誕生 社会に監視される時代から、ひとびとが進んで監視する時代へ

デイヴィッド・ライアン and 田畑 暁生

累計読者数4
平均ハイライト数 20.3件/人
推定読了時間 約4時間24分
star総合評価 45/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

SNSを使っていると、自分が「見られている側」なのか「見ている側」なのか、よく分からなくなる瞬間があります。楽しいはずの投稿なのに、ふと息苦しさを感じたり、逆に他人の動きを追ってしまう自分に驚いたり。こういうモヤモヤは、単なる気分の問題じゃなくて、もっと大きい流れの中で起きているのかもしれません。 『監視文化の誕生』を読んで気づいたのは、監視って国家や企業にやられるもの、という昔のイメージだけでは説明できない、いまの私たちの感覚そのものに入り込んでいるということでした。自分から進んで情報を出すことも、他人の投稿を追いかけることも、全部「監視文化」の一部としてつながっている。そこを言語化してもらえるだけで、あの得体の知れないしんどさの正体が少し見えてきます。 特に刺さったのは、監視が「楽しい」ものにもなり得るという指摘です。ショーのように見られたい気持ちと、プライバシーを守りたい気持ちが同時に存在してしまう矛盾。それが個人の弱さではなく、テクノロジーと文化の構造から生まれているという視点は、日常の行動をかなり落ち着いて見直すきっかけになります。また、利用者自身が監視を作り出しているという話は、SNSの窓の向こうで起きていることを「自分が参加している現象」として捉え直す助けになります。 SNSとの距離感に迷っている人や、自分の発信に疲れやすい人には特に刺さる本です。自分を責める前に、まずはこういう大きな流れを知っておくと、ちょっと呼吸しやすくなると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

私たちはインターネットの利便性とひきかえに実はその行動をすべて監視されている――。
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