
宇宙とつながり自動的に幸せになる すごい夢中力
大木 ゆきの
KADOKAWA / 2024-08-21
この本について
やりたいことがあるような、ないような。お金になるかどうかばかり気にして、本当に心が動くことが何なのか見失ってしまう。そんな感覚、けっこう多くの人が抱えていると思います。僕自身も「これをやって何の役に立つんだろう」と考え始めた瞬間に、急に気持ちが冷めてしまうタイプでした。でも本当は、あれこれ理由をつけて動けない裏側には、「夢中になれない自分はダメなんじゃないか」という静かな自己否定があったりします。 この本は、いきなり人生を変えるとか、壮大なことを求めてきません。むしろ逆で、もっと手前にある“小さな夢中”に戻してくれる感じです。お金になるかどうかを一旦横に置いて、ただ楽しいからやる。その状態こそが一番安心をくれるし、不安がついてこられない場所まで自分の感覚が軽くなる。読み進めると、夢中になるのはセンスとか才能ではなく、ちゃんと育てられる力なんだと腑に落ちてきます。そして、その力が育つと、人の目が気にならなくなったり、仕事でも「これは違う」と思ったものをスパッと手放せたり、日常の判断がシンプルになります。 特に「やりたいことがわからないまま大人になってしまった気がする人」には刺さるはずです。何か高尚なことを見つける必要はなくて、カラオケでも旅行でも、ただ心が動いた方向へちょっと寄り道してみる。その積み重ねが結果として人生の主導権を自分に戻してくれる、そんな感覚を思い出させてくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
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