
バリュー投資の億り人が教える 新NISA「成長投資枠」で1億円―10日で学ぶ10年10倍株の探し方
DAIBOUCHOU
東洋経済新報社 / 2024-08-28
この本について
株を触っていると、「なんでこの銘柄だけ動かないんだろう」とか、「決算のどこを見ればいいのか結局よく分かってないな…」みたいな小さな不安が積み上がっていきます。自分も四季報を開いては、結局“何をどう見れば判断できるのか”で迷うことが多かったです。 この本は、そのモヤモヤを“実際の確認手順”まで落とし込んでくれるところが助かりました。たとえば、業績→株価→指標→財務→従業員…と、見る順番がはっきりしているので、四季報を開いた時の視線がぶれにくくなります。また、会社予想より四季報予想が強気になりやすい理由や、第1四半期の数字がどれくらい今期を占うのか、といった“現場の感覚”が書かれていて、数字の裏側をどう読むかが少しずつ分かってきます。ROEとROAのズレや、のれんの扱いなど、一度つまずくと永遠に分からない部分にも具体例があるので、財務が苦手でも前に進める感じがあります。 もう一つありがたかったのは、売却の判断基準が曖昧なまま走りがちなところに、成長鈍化や業界環境の変化など、実際に起きるシーンをベースにした判断軸が示されていることです。株価が下がった時に「何もしない」と言い切るのではなく、相場要因と個別要因を切り分けるという、実務寄りの距離感も心地よいです。 自分と同じく、「成長株も割安株も見たいけれど、どこから整理すればいいのか分からない」という人には特に刺さると思います。知識を積むというより、“迷った時の戻りどころ”が欲しい人向けの一冊でした。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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