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現代思想2025年1月号 特集=ロスト・セオリー 絶滅した思想――天動説・王権神授説・エーテル…

現代思想2025年1月号 特集=ロスト・セオリー 絶滅した思想――天動説・王権神授説・エーテル…

アダム・タカハシ, 米田翼, 山内志朗, 井上周平, and ジミー・エイムズ

累計読者数4
平均ハイライト数 5.5件/人
star総合評価 33/100
start序盤集中型
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この本について

最近、「いまの考え方って本当に正しいのか?」みたいな不安がふと出てくることがあります。仕事で当たり前だと思っていた前提が揺れたり、説明がつかない現象に出会ったりすると、足元がふわっとする感じがあるんですよね。そんなときに、この特集を読んでいる人が保存していた抜粋を眺めていると、「自分だけが迷ってるわけじゃないんだな」と思わされました。 この本の面白いところは、単に古い思想を並べるのではなく、「かつての正しさ」がどう成り立ち、なぜ負け、そしてその“負け方”が今の思考にも影響しているのかを淡々と示してくれるところです。例えば、デカルトの渦動説のように、心理的には説得力があるのに定量化できずに敗れていく理論を追うと、日常の判断でも「説明できる気がする」と「実際に機能する」は別物なんだとしみじみ感じます。あるいは、地球外生命論の話では、無意識に自分の世界観を持ち込んでしまうクセに気づかされました。複数世界をどう切り出すか、という視点そのものが問い直されるのは、仕事の問題設定にもそのまま効いてきます。 とはいえ、この本は答えを用意してくれるタイプではありません。むしろ、古代のように「ロゴスの余白」をそのまま受け止めてみてもいいのかもしれない、と思わせてくれるのが一番の収穫でした。正しさを急がず、いったん視点を揺らしてみたい人には刺さる一冊です。

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