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教養としての日本改造論

教養としての日本改造論

茂木 健一郎 and 山口 周

President Inc / 2025-10-30

累計読者数4
平均ハイライト数 28.3件/人
推定読了時間 約3時間35分
star総合評価 57/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 20%

この本について

仕事でも日常でも、「どれが正解なんだろう」と決めかねたまま動けなくなることがよくあります。特に情報が多い時代ほど、自分の基準がどこにあるのか分からなくなって、気づけば他人の意見に合わせてばかり。僕自身、そういう迷いが抜けずにいた時期に、この本のいくつかの視点に救われました。 たとえば、売れる商品が必ずしも経済合理性から生まれていないという話。あれは、無理に流行や理論を追いかけなくてもいいんだ、と肩の力が抜けました。結局は人間の衝動や「これを作りたい」という熱にこそヒントがある。仕事で判断に迷っていたとき、この考え方はかなり効きました。また、「風が立つ」に象徴される、不確実性の中で一歩踏み出す姿勢の話も、妙に実感を伴って刺さりました。確実なものなんてないけれど、それでも動かないと前には進まない。そう思えるだけで、翌日の小さな行動が変わりました。 さらに、日本が自分の文化の価値をうまく言語化できず、海外に先に評価されてしまうというくだりは、僕ら自身が無自覚に手放しているものの多さを気づかせてくれます。これは個人のキャリアにも重なります。自分の美意識や価値観を言葉にしていないと、簡単に「他人の暦」で動かされてしまうんですよね。 自分の基準を失っている気がする人、自分の価値観をもう一度確かめたい人には、静かに効いてくる本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

【内容紹介】 ■「もやもや」する日本 □「日本ってどういう国?」が分からなくなっている ■信号は守るのに、コンプラ違反天国 □日本には「世間」はあるが、「社会」がない 7割の日本人が「この国は衰退している」と考えている。 私たちはいったい何を失ってきたのか、 あるいは、何を失わずにすんだのか──。 常に新しい意識・視点を提供し続ける 思想家2人が語り尽くす。 「西洋式の物差し」とは異なる 日本人がいまだ気づいていない 新しい日本の「経営戦略」があるはずだ。 「らしさ」を再定義し、イノベーションを生む 日本の新しい「設計思想」とは。 ……もしかしたら日本が これから世界の手本になるかもしれない。 【目次抜粋】 ■まえがき|日本人の「本気スイッチ」を探して /茂木健一郎 ■第一章|「資本主義」の先へ 日本らしい道を探る ■第二章|定常社会での豊かさ 自分たちの美意識を取り戻す ■第三章|歴史から現代を捉える 近代化のトラウマから脱する ■第四章|あいまいな日本のなごみ戦略 極東ローカルの強みを意識する ■第五章|2050年、日本人が幸福になる方法 日本にかけられた呪いを解け ■終章|いま、ここから始まる日本改造への道 ■あとがき|新しい物語を紡ぐために /山口 周
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